週刊PONTE vol.130 2021/05/10

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.130 2021/05/10
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングの雑想 29.「よそ行き」っぽい質感

・ハードパンチャーしんのすけ…ジャグリングで出会うこと 第3回

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングの雑想◆ 文・青木直哉
29.「よそ行き」っぽい質感

ジャグリングを、ジャグリングに関わる人以外の人に見せる意識をしばらく忘れていたなー、と感じています。

先日、横浜のベイエリアを歩きながら、僕がジャグリングをしている様子のビデオを撮ってもらいました。撮影者は優和(ゆうわ)君。彼はPower In da Performanceという団体を運営しています。略称はPIP、福祉施設でパフォーマンスやワークショップを行う団体です。活動で使うためのGoProを買ったというので、その練習も兼ねての撮影でした。桜木町駅で集まって、海の方にある赤レンガ倉庫まで歩いて行き、道中でちょこちょことジャグリングをしては、カメラで撮りました。
昔はよくこういうことをしたなぁ、と思い出します。特に高校生ぐらいのころ。街中に出てジャグリングをしちゃう、ということが、ちょっとドキドキする経験でした。人が行き交う中でささっと景色の中に入って、ちょちょっとジャグリングをしていました。10年以上前の話ですが。ジャグリングのできる自分は、なんだか特別である気がする、という高揚感を如実に味わっていた頃です。
そういう時の映像をみると、やはりジャグリングを、内輪では無くて、どこか外に向けて見せている感じ、というのが伝わってきます。友達に撮ってもらっていて、撮影をする方もジャグラーじゃなかったりする。
撮影をするとき、撮影者、被写体が向けている細かい気持ちの方向性って、やはり不思議と映像に表れているような気がします。
今回の映像は、本人はフリースタイルバスケをする優和君が撮ったもの。これも、彼と僕との関係性で、自分でカメラを置いて撮るだけでは現れない「よそ行き」っぽい質感が出ているような感じがしました。
まぁ、カメラワークなんかの要因も、大いにあるのだろうけども。

☆撮影したジャグリングの動画は、こちら。
https://www.instagram.com/p/COnNddYFSN_/?utm_source=ig_web_copy_link

☆優和くんが主催する福祉施設パフォーマンス団体のHPはこちら。
https://power-in-da-performance.com
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☆勝手にPM Jugglingを紹介するコーナー☆
ジャグリングサイト制作記 #1
https://note.com/daigoitatsu/n/n41976b066301
「「練習すること」「道具をつくること」「お店をやること(=サイトをつくること)」は自分のジャグリングにとって3本柱のようなものなので、並べて考えるのはしっくりくる。」
(記事本文より)

☆編集長の蛇足
僕にとってジャグリングの柱ってなんだろうか。「旅」かな。
でも、人生の柱に「旅」「外国語」「ジャグリング」があると言った方が適切かも。ジャグリング自体は、中心という感じがしない。

PM Juggling のサイト、少しリニューアルしています。
https://pmjuggling.com
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◆ジャグリングで出会うこと◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第4回

今回はデビルスティックを通して最近感じたことを書きます。

もう20年近く前になりますが、ぼくはジャグリングショップ・ナランハさんに声をかけていただき、教則本「デビルスティック大全」やDVD「Fanatasitc devilstick」の制作に携わらせてもらいました。
現在、デビルスティックの技術は他のジャグリングと同様に凄まじいものがあり(と感じる)、そこで残したものたちは、現在の視点からすればクラシック、入門レベルなのではありますが。そんな現在の状況はなんだか夢世界で、とてもうれしく感じます。老後もデビルスティックをまだまだ楽しめる。一時期デビルスティックの未来が感じられず(もしくは自分で創造できず)飽きてしまったことがあるので、先が続いていることが感じられるのは、とてもとても幸せなことなのです。

さておき。
教則本などを出したぼくですが、デビルスティックを教えた経験はボールと比べると極端に少ないのです。たぶん、ボールを基準にすると1/100以下で、人数も100人程度なのではないかな。今まで、デビルスティックに興味を持ってもらうことに難しさを感じつつ、半ば諦めの境地でした。

ところが!
最近、デビルスティックをきちんと伝える機会が増えているのです!うれしい!
教えているのは、練習期間が異なるひとたち、さらにタイプの異なるひとたちです。同時に様々なひととデビルスティックを通して接しています。
そのおかげで、自分のデビルスティックへの理解がちょっと深まったように感じています。

教えはじめの頃は、自分の経験や感覚が主な拠り所でした。それが、経験を重ねることで「他のひとの経験」が自分の知恵となってゆく。そのことで自分のデビルスティック技術についても発見がある。そして、それがまた伝える際に還元されてゆく。
こんなループが生まれ出してきていて、今、デビルスティックを伝えることがとても楽しい。

ジャグリングを教えること、ぼくは好きです。
それはなぜかと言えば、ジャグリングを知ってもらえる喜びとともに、自分のジャグリング世界が深まる楽しさがあるからなのだな、と最近感じています。
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☆編集長の蛇足
「デビルスティックをきちんと伝える機会」とありますが、「伝える」というのは実にいい表現だなぁ、と思いました。自分が今まで得てきた知見、経験を伝える、という意識は、僕自身も最近ひとにジャグリングを教えていて、大事なんじゃないかと感じています。あくまで「伝える」のだ、ということ。

◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-1年前のメールマガジンを3月あたりから読み直してみたんですが、コロナ禍が始まった最中の心境がありありと書かれていて面白かった。もちろん、あとで見返すことも考えて書いていたんですが、本当に、今では全然実感が湧かないようなことも書かれていた。逆に、まだまだ通用することも書かれていた。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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