週刊PONTE vol.127 2021/04/19

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.127 2021/04/19
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングの雑想 26.外遊びとしてのジャグリングも

・ハードパンチャーしんのすけ…ジャグリングで出会うこと 第1回

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングの雑想◆ 文・青木直哉
26.外遊びとしてのジャグリングも

先日子供たちと(人の家の子)一緒にジャグリングをした。少しだけ教えてあとは適当にやってもらう。そうして一緒にジャグリングをしていると、「こんな技できた!」と、デタラメな技を見せてくれることがある。僕はこういう時、あまり「正しい形を教える」ということはしたくないので、そのままの勢いで一緒になって適当なことをしたりして、楽しむ。でもこれには、いつも葛藤がある。
うーむ、それでいいのか、という思いもある。
子供のころの気持ちになってみる。本当はちょっと苦労して「技」を身につけるべきことを知っている。でもなんか面倒くさいの。あと、失敗して面目を潰したくない。なので、場の空気が楽しくなるような感じに、適当に面白いことをやる、つまりギャグを披露する、みたいなことが往々にしてある(これは子供でも大人でもあるよね)。
僕は、いわゆる「ジャグリング」を時間をかけて身につけた人間として、どう振る舞うのが一番いいのか。
まずその人が本当に「ジャグリング」を身につけたいのかどうかを見極める必要がある。
最終的にその人がジャグリングを身につけたい(あるいはそういうふうに見える)のであれば、僕は「ジャグリングを最終的に習得できる」ような方向を向いて指導しなければならない。

でも、本当にその人がジャグリングを習得したいと思っているかどうか、ってなかなかわからないよね。

ジャグリングって、人前ではおちゃらけつつ、あとで自分でこっそり練習して、少しずつ上手くなるもの、みたいな気もしている。
だからひとまず、ふざけながらでいいから、でもはっきりと「こういうふうに練習をすると、この技ができるようになる」ということだけは、記憶に残るように伝えておくのがいいのかもしれない、と思う。
つまりジャグリングの先生って、「その人が本気になった時には、いつでも自分で歩いていける」ような言葉や、振る舞いを残しておけばそれでいいんじゃないか、って思うんだな。

ま、いやいや、でも実際、そんな小難しいこともどうでもよくて、とにかく、この物体で遊ぼう、というのが、ボールにしても、ディアボロにしても、シガーボックスにしてもなんにしても、根底にある欲望だろう。
だからゲームのルールはなんでもいい。ただ、子供たちを前にしたら、今一番楽しくなるのはどういう遊び方か、ということを考えるのもまた、ジャグリングの一つのあり方だ、とも思う。
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☆勝手にPM Juggling(の板津大吾さんのnote)を紹介するコーナー☆
生々流転
https://note.com/daigoitatsu/n/n6df7711e6375
「ちょうど、そういうものだ、ということが腑に落ちるタイミングだったのかもしれない。変わる方が自然、変わらない方が不自然だ。」
(記事本文より)
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☆展示が延期となりました。
4月16日-5月5日まで、横浜・妙蓮寺にある「本屋・生活綴方」でジャグリングに関する展示をする予定です。…と、先々週まで言っていたのですが、色々とあってひとまず延期になりました。
ですが、本は相変わらず書いていて、そちらの方を気長にお待ちください。
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◆ジャグリングで出会うこと◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第1回

改めまして、こんにちは。
ハードパンチャーしんのすけです。ぼくは、ジャグリングを伝える仕事を日々行っています。
現在は、カルチャーセンターでのレッスンや、個人レッスン・オンラインレッスン。たまにテレビ番組の制作に協力をしたりします。
そこで出会うひとは、ぼくの場合、ジャグリングははじめて!なひとが多い。そこにはジャグラーが生まれる瞬間に立ち会える喜びがあります。うん、楽しい。

さて、どんなひとがジャグリングを始めるのでしょうか。
毎回、最初のレッスンでは、はじめようと思ったきっかけを聞きます。
聞いてみると、実にひとそれぞれ。

・ジャグリングを見て、面白そうに思ったから。
・憧れのパフォーマーに影響を受けて自分もやってみたくなった。
・定年を迎えたので、ひとを楽しませる技術を身につけたい。
・頭が良くなりそう。もしくは、ボケ防止に。
・新しいことに挑戦したい。
・余興対策。
・研修の課題で出た。
…などなど。

はじめてのジャグリングの瞬間に立ち会う訳ですから、毎回ドキドキです。ジャグリングの楽しみを知ってもらいたい。けれども、目的も違えば、性格も違い、身体能力も異なります。そこに合わせてレッスンスタートで、下手するとジャグリングが嫌いになってしまうかもしれない。そんな緊張感とともに、毎回の即興感が良い刺激になっています。

最近だと、ご自身の結婚式にてジャグリングを披露したい!とスタートしたケースがあります。実は昨年末に一度レッスンをしたのですが、コロナウイルスやらの影響で最近になって再開しました。
この時期、結婚式を挙げるにもたいへんな中(実際延期されている…)、さらに新しいチャレンジをしようと言うのですから、感じ入ります。レッスンを届けるモチベーションもアップしますよ、そりゃ。

人生の節目にジャグリングがある。
ジャグリングに携わる身としては、とてもうれしい。
良い時間となるように、レッスンを届けたいと思います。


ここから何回か、自分のレッスンで感じたことを通してジャグリングについて書きます。
お付き合いいただけたら幸いです。

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☆編集長より
「研修の課題で出た」とはまた、いろんな理由でジャグリングにトライする人がいるんですね。
「日本ジャグリング記 青春編」が終わり、今回からは、しんのすけさん個人の直近の経験について読めます。よろしくお願いいたします。
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

バイク、来ました。スーパーカブです。早速口実をつけては乗っています。一番は、みなとみらいまで行って、好きなカフェで仕事をするため、というもの。
実にいい。別に今までも原付で来ていたはずなんですが、何だか景色がずいぶん違って見えます。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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