週刊PONTE vol.112 2021/01/04

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.112 2021/01/04
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングの雑想 11.Object Episodesを聴く (0)

・ハードパンチャーしんのすけ…日本ジャグリング記 青春編 第5回

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングの雑想◆ 文・青木直哉
11.Object Episodesを聴く (0)

Object Episodesという、ジェイ・ギリガンとエリック・オーベリによるポッドキャストが公開されている。

“Object Episodes is the document of a 13 hour long discussion between Jay Gilligan and Erik Åberg about the past, present, and future of juggling”.
(オブジェクト・エピソードは、ジェイ・ギリガンとエリック・オーベリによる、延べ13時間の対話。ジャグリングの過去、現在、そして未来について語っている。)
エピソード1 https://www.juggle.org/object-episodes-1/

去年から週刊で公開され、2021年元日、最後となるエピソード7が公開された。
7を除くすべてのエピソードをざっと聞いたが、普段は表沙汰にされないような、ジャグリングの根本的な考察や、現代ジャグリング界の重要人物であるジェイ・ギリガンと、エリック・オーベリが見てきた世界が語られる、とてもいい内容。
青木自身の英語の学習も兼ねて(笑)このエピソードを1から聴きながら、順に、面白いと思った点を書いていこうと思う。
…来週から!

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☆勝手にPM Jugglingを紹介するコーナー☆
【Weekly PM】#46:2020年を振り返る
https://pmjuggling.com/en/blogs/weeklypm/20201231
「今年はコロナによって、ジャグリングすることというよりは、もっと根本的に、自分自身がジャグリングを通して何をしたいのかを考え続ける一年になりました。」
(記事本文より)
僕としても、まさに、同じことを考えていました。別にジャグリングに興味がない、とかではないんだけど、なんとなく、距離感が変わることって、全然ありますよね。明るく考えたいですね。
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◆日本ジャグリング記 青春編◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第5回

明けましておめでとうございます。
2021年も、この連載ではジャグリング昔話を伝えていければな、と思います。緻密に設計図を書いている訳ではないので、どれくらいの長さになるのかは見積もれないのですが、青春編完結後、あとひとつ書いて終了になるかと思います。
お付き合いいただけたら幸いです。
2021年もよろしくお願い致します。

さて。
2000年頃です。ジャグリングクラブが増えてきました。そんな中「お出かけジャグラー」という言葉も、いつしかできました。ジャグリングの練習会に、距離の有無を問わずフットワーク軽く足を運ぶようなひとたちです。
「お出かけジャグラー」の代表人物のひとりにchieさんがいました。後にナランハから発売されるデビルスティックの教則DVD「Fantasitic Devilstick」を一緒につくったり、コンビを組んで舞台公演に出演したりと、ぼくのデビルスティックに影響を与えてくれたひとりです。当時「デビステ小僧」(…だったかな)という通称もあったような。

そんなchieさんが、創設しばらく経って、小平ジャグリング倶楽部に遊びにきてくれました。その時は、まだ練習環境が整っておらず、公園での練習であったような気がします。
どんな雰囲気で練習したのかは、いまいち覚えていないのですが、「まめぞうも来てね」と誘いを受けました。
まめぞうとは、東京都中野区で活動するジャグリングクラブ。chieさんは、まめぞうがメインの活動場所でした。
ぼくは、程なくしてまめぞうを訪ねることになります。まめぞうとの出会いが、ぼくにとってとても刺激的であったのですが、それはおいおい。

ぼくはジャグリングの良いところは、オープンなところであると思います。
ジャグラーは自分に集中するシャイなひとも多い気がするのですが、一方でジャグリング文化自体は、ジャグリングに興味があれば誰にでも開かれている。ジャグリングを楽しむひとを拒まない。
当時のことを思い出すと、ぼくは
みんなでジャグリングを楽しもうよ!
という、ジャグリングの無垢な空気を感じます。

ジャグリングっていいな、が深まった時期でした。
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-編集長コメント-
「何をしたらいいかいまいちわかっていない」ジャンル、っていいですね。ジャグリングに出会った時、すごくワクワクしたなぁ。ピザ回し、とかも、今のところまだそんな感じがする。
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-あけましておめでとうございます。仕事は集中するととてもよく進むし、内容も濃くなるな、と思ったので、今年は「全集中」をモットーにいきたいと思います。よくわからんですが。

-香港のアートセンター「大館 Tai Kwun」と、台湾のサーカス団体「星合有限公司 Hsingho Co., Ltd.」が共同で製作したビデオがとてもよい。世界各国のサーカスアーティストからビデオを募って、一つのショーにまとめ上げています。無料で見られるのがアツい。インターネットって、なんか、やはり無料の方が相性がいいと思うんだな。 ビデオはこちら→ https://youtu.be/e9S3Ih_YgNw

-『クイーンズ・ギャンビット』というシリーズを、先日Netflixで一気見しました。とても面白かった。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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