すこし悔しいけど、いつもやっている演技をやろう、と決めた。そのかわり、それをあと二週間でとびきり面白いものに仕立て上げたい(もう二週間ないんだけど)。モンスターズインクの曲を使う演技がある。12年前に作った演技なんだけど、長らく、同じような感じで使っている。だが、細かいところが気になっているので、それをアップデートして、「モンスターズインク2024」にしよう、というわけだ。ま、これはこれでイイじゃない。自分が安心して人に物を見せている姿を見たい。むしろ僕は演出を頑張った方がいいんじゃないか、とも思う。でもなんとなく、演技を練習しているうちになんか別のことやりたくなるような気もする……。しかし僕は何かを決めるのが本当に遅いねえ。いまはこの決定の遅さ、行動の遅さをどうにか変換して、いいふうに持っていけないかと思っている。ま、とりあえず、見せるものが面白ければ、ゴタクはよし。ワクワクしていればそれでなんでもよし。自分が自然に動く方向にしか行かない、ということを心がけよう。
それより、もっと全体の旅行について考えたい。オーストラリアに行って僕は何をしてくるのか。この日記は、続ける。続けると原稿が溜まって、本になるから。今と同じように、早起きもしたらいい。……と、思いつつ、その無理は必要じゃないかもな、とも思う。無理なく早起きできるのであればいいんだけど。旅行をしている最中はとにかく生活が乱れるもんである。まぁ、でも早起きできたらそれはいいに違いない。「早起きをする」ということだけじゃなくて、早起きすることによってなにができて、それによってどう自分が嬉しいのか、ということを考えないといけないな。だから、早起きしなくてもいいかもしれない。いろんな人に出会いたい。それがやりたいことだな。絵を描いて、人にであればそれでよし。さらに、その出逢ったことを文章にして残すことができればもうそれで100点満点で。それから、うまいことその文章が本にでもなればなおよろしい。ま、目標はそれぐらいにしておいて、あとは楽しもう。
今調べたら、オーストラリアで僕が行く予定の地域と日本の時差は1時間なんだ。向こうのほうが1時間先にいる。これは嬉しい。向こうでインスタライブとか、xのスペースとかをやっても、そんなに時差のない状態でやれるということだもんね。昨日からスペースをしつつ作業をする、というのを始めたんだけどこれが調子いい。自分一人で喋っているのを、誰でも聞けるところにポンとおいておいて、別に誰が聞いてくれていても聞いてくれてなくてもとにかく毎日そこでやっているようにしたい。なんとなくオーディエンスを意識して喋っていると、一気にその行為が創作になる。不思議なもんだ。で、その、一発目でポン、と作った創作物が次々と流れてくる、というのがいい。僕はどうもじっくり取り組んでるとなんか上手く行かないタイプで、というかいまこれで気がついたけど、即興を見せたらいいんじゃないか? 即興だったら僕は好きだ。即興をしまくって、その方法を磨いたらいいんじゃないか? うーむ。でもあまりに枠組みがないのも困っちゃう。なぜならステージ上で何かをする、というとき観客には期待があるからだ。そこが、ただ日常生活で即興をしてみせるのとは違うところなんだ。うーむ。まいったねえ。ジャグリングの演技を作る時の難しいところは。それがモノになって固定されないということだ。モノになって固定されないから、いつまで経ってもすぐに変えることができちゃう。これが厄介である。「演技を披露する」ということがすなわち固定なのかもしれないな。だから僕はもっと行く前に発表の機会を持つべきだったのだ。そういうことか。で、今まですでに何度も見せているのは、モンスターズインクのものであって、だから僕にとって今の所修練している演技というのはそれだけなんだ、そーかそーか、そういうことか。◾️