4月4日(木)

 目覚ましは4時半にかけていたけど、それよりも前に起きた。4時11分。昨日の晩に寝たのは22時半で、6時間弱は寝ている。特に眠たくないから、そのままベッドから抜け出した。昨日の夜に入れたコーヒーの残りに牛乳を入れてレンジで温める。レンジの前でじっと待ちながら、原稿を書こうと思い立ったんだけど、同時にそういえば昨日は風呂に入っていなかったんだった、と思いだして、湯船にお湯を張る。10分もしたら沸いた。風呂の中で本を読む。30分入って、上がったら原稿に取り掛かる。今日発表する分の「ジャグラーのせいかつ」を書く。1時間ほどで書き上がる。2,000字を書くのに1時間もかけてちゃなあ、と思うのだが、まぁ、書けるときと書けない時がある。今まさに感じていることをみずみずしく書こうと思う時は、筆が進んで2,000字なんてあっという間に書いてしまう。でも、早く書けたら面白いものになるかというとそうでもなかったりする。だから、まぁ、どっちでもいい。原稿を書き終わって予約したら、今度は日課にすると決めた多言語日記を書く。桜が咲いているから桜のことを書いた。それから絵を描く。昨日から写真を元に、大きい絵を描いてみている。時間はかかる。でも、楽しい。今までこれをやらなかったのは、時間がかかるから、である。それなりの時間を確保できる保証がないと、このサイズの絵を毎日描くことができない。

 毎日描くことも重要である。規則正しくやる、と決めたことは、高い確率で前に進めることができる。突発的な衝動で始めてなんとなくやっていることだと、やる気の波が低い部分にある時に、そのままやめてしまう可能性が高い。やるのであれば、ほぼ毎日できると確信がもてることがいい。で、大きい絵を描くとなると、その素材選びに書ける時間、机に向かう時間、両方合わせて1時間以上は必要だ。そして大事なことは、絵を描くにあたっての平穏な心、というものが必要になってくるので、必ずしもそれが毎日用意できるのかどうか、確信が持てない。その確信が持てるまでは、大きい絵を描くわけにいかなかったのだ。

 だが、これはいけるんじゃないかなぁ、という気がしている。時々やむを得ずおやすみするかもしれないけど、その時のために何枚かストックを貯めておいて、「毎日アップロードする」、というあたりを目標にしてもいいのかもしれぬ。どこにいたって、だいたい、1時間集中する、というのはできるんじゃないかな。描くのが比較的簡単なテーマも用意しておいて、時間がない時はそれを見せる、というのでもいいかもしれない。そうだそうだ。

 こうしてシステマチックに毎日の日課を整えていく。ジャグリングの演技作りについても、昨日に引き続き、どうコンスタントに「作っていくか」を考えていく。技術の練習と振り付けの考案は別のもの、と考えて、別個で毎日時間を持って、それを発表できるような形にしたらいいかも? 絵や文章や映像で、毎日振り付けやアイデアについて出すとか? ああ、これは、以前やっていた、「#1000daysofdiabolo」の企画を思い出す。とにかく1000日間毎日、ディアボロに関わる何かをインスタグラムに載せる、というものだった。これを、ふたたび、今度はインスタのストーリーでやってもいいかも? で、ある程度まとまって、作品的なものになったら、例えばそれを週刊でプロフィールの方に載せる、と。これはよさそう。

 お昼前に昼寝をした。起きたら12時で、パスタを茹でて食べる。いつも通り、コンソメをお湯で溶いて胡椒をふり、オリーブオイルをかけたただけのスープを付け合わせに。美味しい。サイゼリヤのランチスープみたいな感じ。多分あれはコンソメ溶かしただけなのかもしれない。

 6時まで家で仕事をして、YDCに行った。体育館に行く前に100均で布を買う。小道具で使うかもしれない。こういうものを早めに準備するべきであると身体が知っている。ちょっとまだ早いんじゃないか、と思うくらいの時期が実際には一番町どいい時期だ。一旦やってしまって、後からそれに修正を加えていけばいい。もしかしたら、急な用事が入って、思っていた通りできなかったりするかもしれない。■