=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE 2019 vol.4
(通算第12号)2019/01/28
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆
・青木直哉…PONTE日記「EJC出店準備中!」
・Fuji…フジづくり 第12回「自由な生き方」
・きんまめ…デビステのてんぷら 11本目 「週刊少年PONTE」(メルマガ第5回)
・寄稿募集のお知らせ
・編集後記
バックナンバーはこちらから
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◆PONTE日記◆ 文・青木直哉
「EJC出店準備中!」
夏に行われる世界最大のジャグリングコンベンション、EJC(European Juggling Convention)の準備をコツコツと進めています。というのも、PONTEと、いつも連載をしてもらっているFujiくん、そしてPM Jugglingの板津さんと合同で出店をすることが決まっているからなのです。Yay!
2019年のEJCは、イギリスのニューアークというところで開催されます。
僕にとっては3回目の出店。それなりに慣れてはきましたが、今年のオーガナイザーはとても段取りがしっかりしているので、少し緊張しています。去年は、出店したい、とメールで伝えたらそれで話が済んだり、「机、出しとくよ!」と言われたのに机が出ていなかったり、そんなに「構われなかった」ため、僕としては気が楽でよかったのですが、今年は申し込みの時点で書類をいくつか書かなければならないし、出店料もバカにならなかったりと、すでにいつもと様子が違います。
お店では、PM Jugglingのジャグリング道具と、Fujiくんが手作りしているジャグリングボールのケースを売る予定。PONTEとして何を売るかは、まだ迷っています。今年から、雑誌を定期的に出すよりも、もっと時間をかけて本を作っていきたいと思っています。またEJCで日本語の本を売っても、やはりしょうがない、と思っています。本という形で売るならば、満足できる英語に訳してから出したい。
今まで売ってきたもので好評だったのは、Tシャツです。Tシャツならば、練習着にもなるし、お土産としてもいいし、なにより翻訳する必要がありません。うん。これはいい。
なので、Tシャツの新作を出そうかな、というつもりでいます。あとは、ステッカーや、バッジなんかも、新しく作ってもいいかも。
そして、それとは別で、ジャグリングの入門書、というものも、制作を進めています。こちらは日英(できれば中国語も)併記。最近ジャグリングを教える機会が多く、まったくの初心者に手渡せるような、手軽な冊子があったらいいな、ということを思ってきたのでした。
そのため、PONTEがここは気合を入れて作ろうか、と思っているのです。
また、その進展があったらこちらで報告いたします。
春までには作りたいぞ。
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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第12回「自由な生き方」
シュタイナー教育を受けた生徒の大学進学率は高く、多くの生徒が大学に進学する一方で、職人に弟子入りするなどの独自の進路を選ぶ子もいるようです。そして、周りに合わせるよりもしっかりと自分の考えを持ち、自分の意思や気持ちを大切にして、生き方を柔軟に変えていく。自分の中で筋が通っていれば今までやっていたことをやめたり、全く違うことを始めたり、周りのやっていないことでも一人で飛び込んでいく、そんな一面もあるようです。「自由」な生き方ができる人間に成長する、これは、単に勝手気ままという意味ではなく、「自らの意思によって行動できる」人間になるということです。
物質的に生活が豊かになり、いつでも欲しいものが手に入り、やりたいことがすぐに経験できてしまう現代。子どもの頃からそんな環境の中で生活をしている私たちは、様々な刺激を受けて生きています。ただ、そうした現代を否定しているわけではなく、あくまでも子どもの健全な成長のために、適切な時期に適切な刺激を与えることが大切だとシュタイナー教育では考えられています。
当然のことながら、小学校に上がってから自分が一般の幼児保育施設とは違うところに通っていたことに気がつきました。ただそれが嫌だったとかは感じていなかったと思います。むしろ、人と違うことを好ましく思っていました。実際のところ、学生時代は他人と成績を比べ合ったり、競い合ったりはしませんでした。「自分は自分、他人は他人」よく母親から言われていた言葉です。そして、今も競争心というものはほとんどありません。逆に自分は自分自身との闘いにこだわるタイプです。
なぜ数字などの目に見える形で人を評価しなければならないのか、人の本質や良さは「目に見えない」ところにあります。たとえ他人に劣る部分があったとしても、それは普通のこと。完璧な人間というものは存在しません。そう言われる人は、ちょっとセンスや才能があったり、努力家なだけです。できないこと、苦手なことだって当然あります。人それぞれ得意不得意があり、どんなに小さなことでも、自分にしかできないことは誰もが持っています。互いの長所を互いに認め合い、高めていくことが、人間らしい生き方なんだと思います。…以上!
ちなみに芸能人の中では、俳優の斎藤工が小学校までシュタイナー教育を受けており、黒柳徹子も似た教育方針のオルタナティブ教育を幼少期に受けていたとか…。
来週からはまた、ケースづくりの近況報告をしたいと思います!
by Fuji
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◆デビステのてんぷら◆ 文・きんまめ
11本目 「週刊少年PONTE」(メルマガ第5回)
珍しく漫画の大人買いというものをしてみたわけである。21巻一括買いなのだが、割引に惹かれて電子書籍で購入してみた結果、なんというか、大人買いした感があまりない。ドーン!という効果音が聞こえてこない。物理的寸法、物理的数の暴力こそ、大人買いの要件なのではないだろうか。しかしでもだからと言って、これは子供買いというわけでもない。子供買いの買い方というのは、自分の購買欲求に対して収入(お小遣い)が常に負けている状態で、少しずつ一冊一冊購入していくところに醍醐味があるのである。電子書籍とはいえまとめ買いでは、子供買いとはいえない。
大人でもなく子供でもない、これすなわちマージナルマン買いと呼べばいいのではないだろうか。マージナルマン買いが言いづらいのであれば、略してマンガと言えば解決である。
もちろんわかっている。当然気になるのは、一体何の漫画を大人買いしたのかという話である。失礼。何をマージナルマン買いしたのかという点、気になるものだろう。その質問、せっかくなので暗号形式でお答えしたいと思う。
非常にシンプルに、漫画のタイトルの読みをアルファベットで変換する。唯一のルールは、
各アルファベットにはそれぞれ同じ文字が入る、
ということである。
例えば、
AB☆C☆DE
という感じである。え?例題として適さない? そんなことを言う人は、既にルールを理解していると思う。もう一つ例をあげよう。
ABAB C DEBF G HFIJ
結構難しいので、音の切れ目にスペースを挟んだ。
タイトルがおわかりだろうか?
最初のABABが最大の糸口だろう。
答えは、ジョジョの奇妙な冒険、である。
最後にもう一例題。
ABC DEFDG DHIJ AKLM NO PFQERS
直感でわからないと、永遠にわからないかもしれない。
文字数が多いからこそ、答えに辿り着けた人も多いだろう。
正解は、こちら葛飾区亀有公園前派出所。
クイズの理屈はご理解いただけただろうか。
次が本題である。
答えもヒントも書かないので、正々堂々真っ向勝負の全力で挑んでほしい。
どうしても答えがわからない場合は、青木編集長に連絡するとよい。青木編集長に連絡するのも気が引けるという場合は、気のおけない漫画好きの友人に聞いてみるとよい。気のおけない漫画好きの友人がいないという場合は、本屋さんの漫画コーナーにいくとよい。近くに本屋さんがないという場合は、世の中には正解がわからないことがたくさんあるということを改めて認識して、諦めることの重要性を胸に刻みこんで今後の人生を歩んでいくとよい。
では、問題。
BBBAB・BABB
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きんまめ: ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。好きなコマンドは、ABBAAB右右左。好きなジャグラーは特にいません。
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◆寄稿募集のお知らせ◆
週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。
◆編集後記◆ 文・青木直哉
寒いと、外でジャグリングをするのがおっくうになります。とくに僕は手が乾燥しやすいので、ぱりぱりになってしまいます。それと、やはり外でジャグリングすると、道具や手が汚れますね。
自分の手がなんとなく汚いと、あ、これはなんだか、汚いぞ、とわかるあの感じって、なんなんでしょうね。服にしても、洗濯が済んだフレッシュな服を着るとわかるあの感じ、なんなのだろう。
それでは、また来週。
PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。
○電子メールマガジン「週刊 PONTE」2019/01/28
発行者:青木直哉 (書くジャグリングの雑誌:PONTE)
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