6時に目覚ましをセットし、一度は起きたと思うのだが、そのまま眠る。起きたのは8時近く。リビングに降りるも、誰もいない。日記を完成させ、絵を描き始める。ステゴ、セリーネが降りてくる。コロンビア出身のディアナもやってくる。同じくコロンビア出身のカタリナも降りてくる。昨日の夜に来たので、まだ会ったことがなかった。サイモンのパートナーだ。挨拶する。
徒歩3分のパン屋まで、みんなでパンを買いに。昂汰くんはクロワッサン、僕はチョコレートドーナツを食べる。到着した日は、日差しが暑いと思ったけど、今朝は肌寒いくらいだ。スーパーにも寄って、必要なものがあるか見てから(結局何も買わなかったけど)家に帰る。ネスプレッソのマシンでコーヒーを淹れて一息。宿に元々備わっていたもので、コーヒーも置いてあった。至れりつくせりである。
AJCでは、初日の夜に一般の人も無料で見られるファイヤーショーがあり、周辺住民にその旨を周知する必要があるのだという。そこで、きちんと認可を受けているイベントですよ、と書かれた手紙を家々に配り歩く、という仕事を任された。ステゴ、セリーネ、カタリナ、そして昂汰くんと一緒に、5人で家にポスティングして回った。どの家も大きくて素敵だ。
お昼は、イタリア人のセリーヌがパスタを作ってくれた。ズッキーニとマッシュルームをレガトーニに混ぜたクリームパスタ。とても贅沢。ステゴにビールももらって、(coopersという、アデレードで作られている美味しいビールだ)サイモンとディアナも一緒に、7人で食べる。量が多い。けど、うまいのでぺろっと完食。
食べたら少し休んで、昂汰くんはしばし家で練習、僕は他のパフォーマーと一緒にビーチへ。宿の目の前にGoodwoodというトラムの駅があるので、そこで乗車し、30分弱。トラムを降りると、クリーム色の石造りの建物がいくつかあり、その向こうに長い地平線が広がっている。地平線。僕は地平線が好きなんだ。
桟橋を歩いて突端まで行く。風が強く吹いている。とんでもなく寒いだろうに、若者2人が楽しそうにサーフィンをしている。しようとしている。波はほとんどない。通りがかった子供たちが、「イルカだ!」と叫ぶ。まさか、と思うが、このあたりには確かにイルカがいるらしい。
近場の芝生でしばし練習。主催者のサイモンもひさびさに会うのだ、というクリスも合流している。練習が終わったら、トラムでまた家まで。着替えをして、昂汰くんを連れて、今度はタイ料理屋へ。ここで、10人近くのジャグラーが合流。大所帯に。僕はトムヤムクンを頼む。昂汰くんは、焼きうどんのようなものを頼んでいる。あとは、ワニ肉を頼んでみた。白身魚のような味がした。
歩いて家に帰ってくる。なんだかんだでとてもたくさん動いたので、今日も疲れた。まだ夜の9時にもなっていないが、みんな寝るモード。三々五々リビングから離れていって、僕も11時ごろには就寝した。■