6時半起床。朝早く起きる生活に戻る。やっと、スッキリする。眠かろうがなんだろうが、目が覚めたらベッドから起き上がり、ふるふる言っている猫に挨拶をして、外に行くのだ。15分しかジャグリングしなかった。気持ちよかった。前に行っていた公園に行ってみた。工事が始まっていたからベンチが使えないんだと勝手に思っていたんだけど、行ってみたらベンチの部分は工事の対象外で、普通に以前と同じように使えた。首に唐草模様を巻いた芝犬が通った。ディアボロの腕は上がっているのか? 上がっているような気もする。手に馴染んできている、という感じが近い。ディアボロ、やるなら真剣にやりたい。何をおもちゃに真剣になってるんだ、という感情もある。それはそれで大事にしたい。ゴム製のコマ回しに世界中旅なんかしちゃってさ。なんだい。これこそジョークだ。でもそれが楽しいんだからしょうがないや。
で、僕は今、ジャグリングの世界に批評って要るだろうか、と考えている。要るんだと思う。でも、切羽詰まった要求で批評をものしていくことっていいことだろうか、と思ったりもする。僕はプレーヤーでもいたい。でも、批評めいたことも書いてみたい、という思いはある。でも、そんな理屈をこねる世界から離れていたい、という思いもある。自然に発生する欲だけに従っていたい、という気持ちもある。いろんなものが渦巻いていて、決めきれない思いでいる。全部やったらいいじゃん、という気持ちもある。そんな生半可な気持ちでは、文は書けないのよ、と言っている自分もいる。
人とは一切戦わない、ただ状況に対して、適切な解を与えていく、という方針でいきたい。人の成果物をみて、自分ってなんてバカなことばっかりやってるんだろう、と思う。でもそれ、みんな言うじゃない。僕がすごいと思っている人だってそれを言うんだ。だからそれは、誰にでも起こること、風邪をひくみたいに、だいたいみんなに起こることなんだ。そこでぱったりやめないで、手だけは動かしていればいいな、とおおう。理由は明確に言えないけど、やめないのは大事なんだよ。■