5月31日(金)

 スペイン語熱が再燃中。日課の絵を描きながら、スペイン語の会話を真剣に聴く。この、真剣に聴く、という部分が大事だ。実際に目の前でスペイン人が(もしくはアルゼンチン人でも、コロンビア人でも、スペイン語話者が)僕に向かって話しかけている、もしくは、実際に会議に出席しているつもりで、内容をちゃんと追うつもりで聴く。お、これは、と思うようなフレーズや単語があったら、さっとノートに汚い字でメモしておく。いつでも持ち歩いているなんでもノートだ。スペイン語専用のノートを作っても見直さなくなることを僕は知ってる。だから、絶対に見直す機会のあるノートにささっとメモ書きするだけ。でも、記憶に必要なのって、見直しの「質」ではなくて、「回数」なのである。で、見直すたびに脳内で反芻していると、覚える。やっぱりことばは相手がいて、かつ、使うものである。そこんとことを忘れず、楽しむ気持ちでやっていたら身につくかなぁ、と思っている。■