3月23日(土)

 実家に帰る。先日ワイン関連の通訳をした時にもらったワインを渡す。喜んでいた。お昼をご馳走になってから、本郷台まで。練習会があった。普段は2時間だけど、今日は4時間拡大版。ここ数日で、意識的にジャグリングをしている。最終的に何をやりたいから、何をやる、という段階を考えて、することを決めている。今は、大きいステージにも立ちたいな、ということを念頭に、概ねどんな舞台でも要求されうることを最低限身につけておこう、と思って、3つのディアボロの基礎的なことをやっている。それから、具体的に今度のオーストラリアの舞台でやる演技について考えていた。だが、僕は音楽に合わせてただ技をする、ということにずっと違和感があった。そこで、はたと気が付く。それは、僕はとにかく何かを物語っていたいのだ、ということである。しかもこれは、ジャグリングだけじゃなくて、僕が好きでいるあらゆること、語学でも、絵を描くことでも、全部一緒だ、と気づいてしまったのであります。気がついたからといって、それをうまくできる、ということにはならないんだけど、でも、これから先、どうやって何かを創作していけばいいか、ということの指針になる。それが分かったということは、大いなる進歩である。あとは、毎日大量にその練習をしていけばいいだけ。これを、一生かけてやればいい。ウキウキしている。■