3月6日(水)

 韓国語の練習とは別で、スペイン語を毎日30分以上は聴くようにしている。ただ音声を聞くのではなくて、ちゃんと理解ができ、かつ楽しめる簡単な映像をとにかく見まくっている。まずは150時間聴く、というのが目標。1日30分なので道のりが長い。でも、1日30分でも、それなりに長い。はあ、何か身体的な知を体に刻み込むことは、かくも時間のかかることか、と思う。同時に、これをスキップすることは絶対にできない、とも感じる。

 ジャグリングも同じ、というわけである。1日15分やるのもいい。でも、1時間やればもっといいし、3時間できればなおいい。6,7時間もできたらかなりいい、ということである。今ベルリンに住んで毎日練習しているボウは、「最近は抑えめに6時間にしている」と言っていた。これこそ、何かを身体に刻み込もうとしている人の態度である。それぐらいやるから、そりゃ、あれだけ上手くなるような、と思う。ストイックであれ、というのでなく、ただそういう事実があろう、ということである。はあ。長い道のりである。でも僕は、あくまで楽しんでいたい。そこは、崩さない。■