週刊PONTE vol.67 2020/02/24

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.67 2020/02/24
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆
・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第58回「英語の孤独」
・Fuji…フジづくり 第66回「ネタ動画」
・寄稿募集のお知らせ
・編集後記
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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第57回「6ボールのmeme」
”meme”(ミーム)とは何かご存じですか?
もともとの単語の意味は「遺伝子ではなく、模倣によって伝えられていくこと」のような意味だが、インターネット上ではだいたい、写真やイラストに文章が添えられたネタ画像のことを指す。(日本で言うと、「ボケて」「大喜利」に近い)
広くは、インターネット上で拡散されているもの、みたいな意味もあるが、概ねミームと言えば、画像にキャプションがついたものを指すことが多いように思う。
ジャグリングの世界にも、ミームがたくさんある。
ジャグラーがFacebookに立ち上げたグループのJUGGLING MEMESでは、さかんに下らない冗談が繰り広げられている。たとえば、ナンシー・ペロシ下院議長がトランプ大統領の演説に怒って後ろで紙を引き裂いた事件の写真で、紙に「上手くなる方法 練習すること」と書いてあって、それを無表情で切り裂くペロシ議長とか。
主に英語圏の映画やアニメだったり、政治的な出来事、英語圏のジャグリングの世界で起きていることを知っていないと分からない場合も多々あるが、理解を深める練習にもなるので結構好きで見ている。
さて、先日、”skipping 6” meme というものが出てきた。
要は5ボールまで習得すると、6ボールをみんな飛ばして、7ボールを練習しだすよね、と揶揄する画像が流行ったのである。このシリーズ(というか、みんなが勝手にそれを模倣しただけだが)が何回か続いた後に、しばらくして、今度はあまりに皆が6ボールスキップあるあるを投稿するので、今度はそのミームを作るダサさを揶揄するミームが現れ始めた。
なんだかこのことが、少し英語圏っぽいな、と思わないでもない。
容赦なく批判しあう。
それ自体はほんの些細なことなのだが、違うことばで認識されている世界というのは随分違う、と思うのである。
英語の中で繰り広げられていることはそれだけでとても膨大な量があるな、とも思うし、ドイツ語でも中国語でもアラビア語でも、とにかく言語によって話題になっていることは全然違うし、そこにはジャグリングというノンバーバルな共通言語を外した時のジャグリングの世界がある。
とにかく、日本語には日本語独自の、英語には英語独自のジャグリング文化があるもので、それはこういったささいな冗談でも感じ取ることができる。
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文章をほぼ毎日書いています。
https://note.com/jugglernao
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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第67回「コンポーネントの収納」
メルマガを読んでいる方はおわかりだと思いますが、最近ボードゲームにハマり過ぎて危険な状態です。笑
厳密に言えば、面白そうなボードゲームを見つけるとついつい買ってしまいます。やるのはもちろん好きですが、デザインやコンポーネントで気に入ったものを見るとつい欲しくなってしまいます。
今はYouTubeで検索するとわかりやすくゲームを解説してくれているチャンネルがたくさんあるので、購入前の決め手としてとても助かっています。自分はまず中古で探して、それでもない場合はセール時や新品で一番安いお店を比較して、少しでも安い値段で買っています。最近、中古でも破格の値段で売られているお店を電車の定期券内で見つけてしまい、毎日そこのブログや他店舗の商品情報をチェックするのが日課になってます。
ただ問題が、ゲームをやりきれていません…。買ってもまだ一度もやっていないボドゲがたくさんあります。収集癖の悪いところですね。というのも、持っているのは2人からできるものがほとんどですが、中には3人、4人からというようなゲームもあるので、そうなるとやる相手がいないため、なかなかやる機会がつくれないのです。最近では1人用のボドゲなんかも買ってしまいました。笑
あと、以前紹介したこともある「PARKS」というボドゲのキックスターターが今やっていて、全てセットになっているものとなると万越えする値段なんですが…今どれを買うかすごく悩んでいます。
ちなみに、ボードゲームは箱に対して内容物(コンポーネント)が少ないことが多いということを知ってから、中身の量に合ったケースを探して持ち運びしやすいように100均でケースやスリーブなどを買って、きれいにボードゲームの中身を整理しています。前にボードゲーム会に参加した時も、100均で売られているようなA4のファイルケースに説明書を含むボドゲ 一式を入れて、いくつも持参している人を見たことがあったので、これもまたボードゲームの醍醐味なんだと思いました。
最後に一枚、デザインとゲーム性に惚れて買った「コスタルアナ」というゲームを気持ち良いくらいコンパクトに収納できたので紹介します。全て100均で揃えたケースで、足りなかった仕切りなどはプラ板を切って付け足しました。現在は既存のボドゲのリメイク版を製作中です!
by Fuji
「コスタルアナ持ち出し収納」
https://jugglingponte.com/wp-content/uploads/2020/02/costaruana.jpg
Juggle Pack
【Instagram】https://instagram.com/jugglepack_official?igshid=v5fjxithzxrv
【HP】https://jugglingponte.com/2019/07/19/jugglepack-project-about-to-begin/
PM Juggling 「otomodama」持ち運び用の巾着ケース 製作 by Fuji
https://pmjuggling.com/product/otomodamaset/
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◆寄稿募集のお知らせ◆
週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。
◆編集後記◆ 文・青木直哉
-最近無塩クラッカーをとてもおいしいと思うようになっています。
また来週。
PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。
<END OF THIS ISSUE>
発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)
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