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週刊PONTE vol.107 2020/11/30

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.107 2020/11/30
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングの雑想 6.ジャグラーであると名乗らないこと – 「ジャグラー」という呼び方、呼ばれ方

・ハードパンチャーしんのすけ…日本ジャグリング記 黎明編 結び

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングの雑想◆ 文・青木直哉
6.ジャグラーであると名乗らないこと – 「ジャグラー」という呼び方、呼ばれ方

そもそも、僕は何々である、と名乗るのをやめたらいいじゃないか、とも思う。

「ワタシはジャグラーである」と自分で認識をすると、どうもその先の道が狭くなる感じがする。

自己紹介したい時には一向に構わない。何者であるかを短くまとめて言えばよい。ただ自分のことを真剣に考える時には、「ジャグラー」でまとめると厄介なときがあるんじゃないかと思う。
身体の基準ではなくて、ジャグラーという社会的な概念に、自己を合わせにいく力が働く気がするからである。(概念に身を委ねることが心地よい、話が早い、という時ももちろんあると思うけれど)
自分がこの先どうすればいいか? と決めるには、自分の身体の基準で考えたい。自分がいい、と思うことは、自分の身体しか知らない。

そのために、「ワタシは何をしている時に楽しいと感じるか」をわかることがとても大事だ、と思う。「ジャグラーだ」と一括で把握することよりも、「自分はジャグリングと、『どう』関わっている時が一番楽しいのか?」をよく考えて言葉で理解している、かつ、それを端的にやっている、というのが望ましい。
「ジャグラーだからなになにをする」という思考に陥ってしまうことが往々にしてある。「自分はジャグラーとして今何をすればいいのか」というようなことを迷ってしまう時というのがある。でもそんなことは、なんだか、違うんじゃないのか、と思う。
もっと噛み砕いて、自分は「ジャグリングをする様を人に見てもらいつつ、それをきっかけにして他人と話をするのが好きだ」とか、「別にオリジナルである必要はなく、人が考えたジャグリングの技を練習して、できなかった技ができるようになるのが好きだ」とか、そういう、細かい部分に分けて一個一個、「本当にこれは、私が好きな感覚だろうか?」と身体に問い、確認し、実践してみて、理解するのがいい。
自分が何をしている時に幸福であるのかを、記述、動き、発声、とにかく自分が外界に表出しうるあらゆる方法を用いて、自分自身で明晰に把握しようと試みるのである。

いったん、「ジャグリング」という言葉を取り払うのがいい。

僕はひとまず、あまり関係ないですが、最近、本当は早起きをするのが好きだったんだ、と気がつきました。
4時半に起きると非常によい心地がします。

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☆勝手にPM Jugglingを紹介するコーナー☆
【Weekly PM】#41:フラット
https://pmjuggling.com/blogs/journal/20201129
「ゼロから何かを生み出す環境の方が、特に今はしっくりきます。」
(記事本文より)

なんとなく、今回僕が上で書いたことと共鳴しているような気もします。
自分の身の周りをシンプルにしたくなるのは、今年に入って、狭い範囲で行動するようになったことも大きい気がする。
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◆日本ジャグリング記 黎明編◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ

結び

日本ジャグリング記、黎明編にお付き合いいただきありがとうございました。
黎明編は、前回でお仕舞いでございます。
ここまでの32回、毎週約800文字の文章の中で、自分の過去を振り返り文字として積み重ねたのは、自分にとってとても有意義な時間となりました。

コロナウイルスと付き合わざるを得ない今は今で、ジャグリングの在り方にも変化があり面白い瞬間に立ち会えているな、と思うのですが、黎明編で取り上げてきた1995年から1999年も激動の時代―新しいものが生まれる直前のムズムズ、ドキドキ、アツアツがありました。
今は、ジャグリングとの接し方がとても多様になってきていて、広がり深まって行くスピードが格別ですね。一方で、黎明編で取り上げた時期は、現在のスピード感や規模感からすると実にのんびりしたものだったなあ、と思います。そののんびりが愛おしく、だからこそ育ったものもあるのでは、とも思いつつ…改めてあの頃を振り返り、かつて夢のようであったジャグリングたち、そして、その夢以上のジャグリングたちが今現在目の前にある。
今現在のジャグリング、すごいよ。本当に夢のようだよ。
そんな感慨の抱いた上で、今もあるであろうジャグリングの原初的な衝動や喜びをこの日本ジャグリング記黎明編を通して、共有できていたら嬉しいな、と思います。

さて、今一度過去に目を向けてみましょう。
1999年から、日本のジャグリングはいっそうの熱量を持って進んで行きます。
次は1999年から2005年というのが、日本のジャグリングのひとつの区切りになるのかな、と思っています。この時期は、ジャグラー間の交流が深まり、ジャグリングの花が一つ開いていった時期であり、日本国内で盛り上がっていたジャグリングの熱が、海外へと吹き出して行く時期です。
ちなみに2005年というのはYouTubeが始まった年であり、そこからまた新しい文化が育った感じがしますが、それはまた別の話。
そんなこんなで、次回以降は1999年から2005年あたりを「日本ジャグリング記 青春編」として届けられたらな、と思います。編集長の許しが出れば(笑)また!

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-編集長コメント-
半年以上続いた、ハードパンチャーしんのすけさんによるこの「日本ジャグリング記 黎明編」がおわりです。
連載中、書いてらっしゃるしんのすけさんがとても楽しそうに書いておられるのも伝わってきました。
自分がとても衝撃を受けたものに出会った時の話、というのはいいものですね。
僕も初めてEJCのことを知って、さらに実際に行った時の話をするのがとても好きです。
青春編もぜひ読みたいですね。青木がジャグリングを始めたのは2006年で、ちょうどその直前までの話です。
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-最近、早起きを心がけているせいかなんだか生活が落ち着きつつあります。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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