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週刊PONTE vol.97 2020/09/21

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.97 2020/09/21
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第82回「ジャグリングを始めた頃の僕」

・Fuji…フジづくり 第97回「ハンドメイドイベントの準備」

・ハードパンチャーしんのすけ…日本ジャグリング記 黎明編 第24回

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第82回「ジャグリングを始めた頃の僕」

中学3年生の時カナダに行ってホームステイをしたのが、初めての海外旅行の経験である。
僕はその時、ちょうど数週間前からジャグリングを始めていた。技を習得したのが嬉しくて、見せびらかしたくてしょうがなくて、自分で作ったボールを3つ持っていった。
なぜこれを覚えているかといえば、そのころの(フィルムで撮った)写真があるからである。
その写真では、メガネをかけたおぼっちゃまな髪型の僕がジャグリングをしている。
100円均一で買ったダサい緑と赤と黄色のボール。中には鳥の餌を詰めた。
でもやたらと嬉しそうなんだ、これが。
芝生の広場で、みんなを前にして、多分ウィンドミルか何かをやっている。まだたぶんミルズメスは習得していなかったはず。

この、ジャグリングを始めた頃の僕って、ジャグリングをどう思っていたんだろうね。今となっては全然思い出せない。

でも具体的には思い出せないんだけど、とても面白い趣味を見つけた! という気持ちを持っていたのは、わかる。日々宿題をほっぽらかして、部屋に帰っては、ボールを投げていた。当時は、4コマ漫画も毎日描いていて、漫画とジャグリングで、とても宿題なんかやっている暇がなかったのである。
一ヶ月経ってディアボロを東急ハンズで手に入れたら、今度は、『コンプリートディアボロ』を買ってきてテレビの前でサンとか練習していた。壁、家具、照明は一通り傷つけました。

「初めてジャグリング習得する過程」の一ヶ月間ぐらいって、ジャグリングがまったく別の見え方をしていたよ。
俺、なんか、特別な人間になっていってるんじゃないか、と、未知の自分を発見していくようだったんじゃないかと思うよ。
先週はジャグリングを教えるときの話をしたけど、自分が始めてジャグリングを教わったとき、どういう気分だったか思い出してみた方がいいかもしれない。
それはそれは、興奮したはずなのである。

そんなふうに思える瞬間を提供できたら、こっちだって、きっと幸せだよな、と思う。
そして、その「黄金期(ゴールデン・エイジ)」はとても大事だ、あたら逃しちゃいかん、とも思うのである。

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☆勝手にPM!
【Weekly PM】#31:つくって発信する
https://pmjuggling.com/blogs/journal/20200913

「PM Jugglingは僕自身がジャグリングの世界にあったらいいな、というものを目指しているので、自分でありながらも少し自分でない感じがあって書きやすいのかもしれません。」
(記事本文より)

自分のこと、本当のことを書いて伝えなきゃ、というのは、ずっと続けるとそれはなかなかしんどいものです。
現実というのは「自分の頭の中」とすごく隔たりのあるものだからじゃないかと思う。
けど、本当は自分の頭の中を優先してあげた方が間違いなく楽しいはずなのである。
そこで創作、というのは、一種のフィクションを目指して行われる時が一番楽しいんじゃないかという気がします。
つまり、「どこにもない何か」であります。好き勝手作り出す「夢」です。
創作においては、とことん、責任なんかない、という方が本当はいいよね。
けど、まぁ折り合いみたいなもので、それなりに現実に即してトラブルを避けつつ、自分の頭の中を好きに表現していく、ということになります。

まぁそういう御託はいいんですが、PM JugglingのTwitterすごくいいですよ。

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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第97回「ハンドメイドイベントの準備」

来週ハンドメイドのイベントに初めて出店してみることにしました。2千円で参加出来るので、とても良心的です。
実際のところ、出店するかどうかも結構悩みました。いろいろつくってはいるけれど、趣味でやっているようなものなので、他の出店者と比べて恥ずかしい売り場になりそうな気がしたからです。ものづくりを生業にしている人達の中に入っていく勇気も必要でした。そういう方々だけじゃなくて、きっと自分のような人もいるということはわかっていますけど。
コロナの影響で出店数を半分に減らしたと言えど、周りは経験豊富な作家さんたちばかりだと思うので、すでに気まずさを感じています。今まで行ったことのないイベントでもあるので、どんな雰囲気なのかもわかりません。
それでも、出店を決めたからには準備をしなければいけません。最近は出品するための商品をやる気のある日に少しづつつくっています。

今回は、自粛期間中からつくり続けてきたマスクをメインに、レザークラフトの作品も何種類か用意しようと思っています。基本的に女性が多く来場すると思うので、新しく髪留めなどのつくり方を調べ、ブレスレットやコインケースなども製作しました。商品を陳列するためのディスプレイ棚もすのこを買って製作したのですが、コンパクトに折りたためる仕様にしたため、かなり時間がかかりました。出来はなかなかいい気がします。
できれば参加費分くらいは回収して、あとはハンドメイドイベントの出店者として、会場の雰囲気を味わう経験くらいになればと思います。

あと先日、生地を買いにユザワヤへ行ったところ、女性の方から店員だと勘違いされました。お互いに何度も微笑みながら「すみません」と謝りました。そういう時、なぜか自分が店員でないことを申し訳なく思ってしまいます。
自分も間違われて気まずいのですが、声をかけた側はもっと気まずいと感じているのではないかと思ってしまうからです。けど、それも思い込み過ぎなんでしょうね。
その前は、無印良品でもありました。

by Fuji

製作物
・PM Juggling 「otomodama」持ち運び用の巾着ケース 製作 by Fuji
otomodama 3個セット

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◆日本ジャグリング記 黎明編◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第24回

続1999年。
世紀末。
終末思想が蔓延って世の中は暗鬱な空気になっていた…ということは感じませんでしたが(そもそも1996年にあった阪神淡路大震災やオウムサリン事件を経ていたので、その時の方が世紀末感が強かったような)、ノストラダムスの大予言に触れて育ってきたので、この世紀末、何か起こるのでは、という不安なのだか、期待なのだか、モヤモヤとしたものを微かに抱えながら過ごしていました、ぼくは。
そんな中、未来は着実にやってきていました。パソコンの普及とインターネットの充実。

ジャグリングも変化します。
当時「ホームページ」を持つのが流行ってました。ジャグリングを趣味とするひとたちが可視化され、繋がりが生まれ、ジャグリングクラブもポコポコ増えはじめました。ちゃんと調べた訳でないので恐縮ですが、当時は地域のジャグリングクラブが増えていった印象です。
それと並行しナランハが生まれ、日本ジャグリング協会が生まれ、ジャグリングを加速させて行く。それが1999年前後に起きたことです。

当時、インターネット上の交流スペースとして、
掲示板
というものがありました…と書いていて、もしやと思って日本ジャグリング協会のサイトを見たら、まだちゃんとありましたね、掲示板。
今の掲示板を見ると、簡易の報告や告知の場として使われている感じがしますが、当時は交流スペースの意味合いが強かったような。今のSNS的な感じなのかなぁ。当時、掲示板が交流の場として機能していました。日本ジャグリング協会の掲示板に限らず、個人が開設したウェブサイトの掲示板も含めて、ジャグリングの情報交換の役割を担っていました。
おかげで、ジャグラー間の情報交換も増えて行きました。とは言え、まだまだジャグラーの数は少数。周りにジャグラーがいない中、独りで…なんてことも少なからずあったような。
想像してみてください。インターネット上に動画などがある訳でなく、限られた情報で独りでジャグリングしていることを。
そんな中で、全国からジャグラーが集まるJJFという存在は、とても貴重な場であったのだと思います。

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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-僕ら、当然のようにフィルムで写真撮ってましたよね。小学校の修学旅行にも、写ルンですを持って行きましたよ。フィルムを、現像に出さなきゃ、ってやってましたよね。あれ、楽しかったなあ。…で、僕らはこうやって「昔のことを遠い目で話すおっさん」になるんだね。こういう話をたとえば今の小学生にする時、あまりいやらしくない感じで話したいよね。

-僕が中学3年生のときって、2006年ですが、結構デジカメも普及していましたよね。けど、ギリギリでフィルムもみんな使ってたなぁ。その後2,3年で、もう完全にデジカメが主流になっていった気がする。

-このメルマガが配信される今も、オンラインJJFが行われています。配信を見ていて、初めてJJFに行った時を思い出しました。うわ、ジャグラーがこんなにたくさんいる、とワクワクしましたね。

-よく掲示板に書き込んでいましたね。竜半さんの「ドラゴンの挑戦」とか。あと、他人のブログのコメント欄で交流してましたね。「ジャグリング練習日記」とか。

-僕も何か作って売りたいな。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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