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週刊PONTE vol.90 2020/08/03

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.90 2020/08/03
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第74回「本に込める気持ち」

・Fuji…第90回「久々のJuggling」

・ハードパンチャーしんのすけ…日本ジャグリング記 黎明編 第17回

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第74回「本に込める気持ち」

『バウルを探して』(三輪舎)という本があって、これ、非常にいい本なのである。話としては、「バウル」というバングラデシュにいる神秘的な歌の歌い手を探しにいく旅行記。
川内有緒さんの文、並びに写真家の中川彰さんの写真がとてもいいし、装幀にも気合が入りまくっているのである。
そして何より、この本には個人的な気持ちが、洗練された形で詰まっていた。
(具体的な熱烈な感想について詳しくは下記noteで)
いやあ、僕がPONTEで表現したかったのも、こういうことだったかもしれないな、と思った。
もちろん、旅のスケール感も、目的も、旅との関わり方も全然違うのだが、ただ根幹にある、自分が経験してきたことをどう具体的な形にするか、ということにおいて、刺激を受けた。
体験が、本という形になって、手に取れる、という感じ。もちろんそれは一個の仮想というか、現実に起きたこと、を、モチーフにしてできた頭の中にあることなのだけど、でもそれが全てじゃないか、とも思う。

旅ができない今、逆に、今までのジャグリング旅をちゃんと振り返るチャンスかもしれないな、と思っている。

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☆バウルを探して<完全版>のいいところたち (青木直哉 note)
https://note.com/jugglernao/n/n62e7b6c9b854

☆勝手にPM!
【Weekly PM】#24:人と一緒につくる
https://pmjuggling.com/blogs/journal/20200725

「人と一緒につくると、相対的に自分自身のことが見えてくるような気がした。」
(記事本文より)

自分のことが掲載されると、素直に嬉しいですね。
楽しかったです。
やっぱり、仲のいい人とは、たくさん会うのがいいです。
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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第90回「久々のJuggling」

先日、半年ぶりに体育館のような板張りのホールでジャグリング練習をしました。いつも利用しているYDCの体育館練習はまだ当分の間開放されないので、菊名地区センターでの練習会に青木さんと自転車で向かいました。

参加数5人、広々と冷房の効いた環境で居心地が良かったです。なんか久々に練習らしい動きしたなぁって思います。2時間くらいしかありませんでしたが、別のジャグラーに久々に会ったり、気づきや学びもあったので有意義な時間を過ごせました。
その後、保健証等の返却だけのために定期もないので自転車で職場まで行き、完全に退職してきました…。

ちなみにPM Jugglingで販売している「otomodama 巾着ケース」の在庫がありがたいことに少なくなってきたということで、久々に巾着ケースの製作もしました。つくり方をすっかり忘れていたので、思い出すのに時間がかかるかと思っていましたが、サンプルの完成品を手元に残していたおかげでそこまでの時間はかからずに製作できました。
最近ずっとマスク製作をしていたおかげか仕上がりも気持ち綺麗になった気がします。

記事も書き終わったので、また深夜まで製作に取りかかります。

by Fuji

製作物
・PM Juggling 「otomodama」持ち運び用の巾着ケース 製作 by Fuji
otomodama 3個セット

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◆日本ジャグリング記 黎明編◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第16回

90年代の話。
ジャグリングは大道芸であった…正確に言うと、ジャグリングが観られる環境は、大道芸に限られるイメージでした。実際にはサーカスや演芸の演目として、ジャグリングはある訳ですが、どちらかと言えば脇役だったのでしょう。80年代頃から入ってきた「パフォーマンス」という文化。外国人パフォーマーによるパフォーマンス(それは室内型のものではなく、屋外で場所を選ばずに実施された)のインパクトは強く、その中でジャグリングは一人でも派手に見え、物珍しさも手伝い、大道芸では花形の演目となれたのかもしれません。
そんな訳で、ジャグリングは大道芸の代名詞となり、ジャグリングといえば大道芸になったのかと推測します。

1992年、ピーター・フランクルさんの弟子である中嶋潤一郎さんがマラバリスタを立ち上げます。ピーターさんは、数学者であり、自ら「大道芸人」と名乗るひとです。マラバリスタの初期において、ジャグリングを覚えて大道芸を行うのは、極めて自然であったのでしょう。
これはぼくの感覚ですが、ジャグリングで大道で稼ぐのはバイトよりも魅力的な選択肢でした…ヘブンアーティスト制度など、ライセンスによる管理された大道芸が行き渡る前で、場所のルールさえ押さえておけば、大道芸に対して今よりも大らかな雰囲気でもありました。
「バイトよりも」と書きましたが、それ故に、マラバリスタでは一時は大道芸に足を踏み入れるも、本当の意味で大道芸人になろうというひとは結果的にほとんどいなかったのでは、と思います。ぼくは、その点さみしい。とてもさみしい。

さておき。
当時(1995年頃)マラバリスタでの大道芸人の筆頭と言えば、中嶋さんらのコンビ「つぶつぶオレンジ」でした。出身地・和歌山の名産品であるみかんにあやかり「つぶつぶオレンジ」。関西人らしい息のあったやりとりと、テンポの良いコンビジャグリングで活躍していました。東大生で大道芸人、というのも話題性があり、メディアにもしばしば取り上げられていました。

…と、話はこれからいよいよというところではあるのですが…続きは、また。

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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-なんやかやで、最近「生活綴方」という、週末だけ開く妙蓮寺にある本屋さんで店番を始めました。ジャグリング以外でもどんどんつながってる。
-久々の体育館のジャグリングはよかった。踊れたし。
-ジャグリングが大道芸の花形であるのって、ひょっとすると日本独特なのか、としんのすけさんの投稿を読んでふと思いました。
-あとは、「大道芸に対して今よりも大らかな雰囲気でもありました」という、ここなんだよな。これが、僕は気になることの一つです。昔の大道芸の姿。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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