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週刊PONTE vol.84 2020/06/22

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.84 2020/06/22
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第67回「あなたは、外国語で何がしたいですか?」

・Fuji…フジづくり 第84回「自分づくり」

・ハードパンチャーしんのすけ…日本ジャグリング記 黎明編 第11回

・斉藤交人…釣り日記 ハ

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第67回「あなたは、外国語で何がしたいですか?」

いつになったら海外に行けるようになるかな。と思って外務省のホームページを開いてみると、ほぼ全ての国に、「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」がついている。
まぁ、そうだよね。

そこで渡航再開の見通しについてもぼつぼつ調べる。
夏から秋にかけて受け入れを再開しそうな国はあるようだけど、肝心な日本からの出国ができなそうだ。
そもそもイベントも開かれないし、今年はどこにも行かないだろうな、と踏んでいる。

だが僕は来年フィンランドに行くことをもう予定に組み込んでいる。
もちろん、おじゃんになる可能性だって十分ある。でもワクワクするだけしておいて、損はない。

それもあって、フィンランド語をぼちぼち練習している。しかし外国語の習得の仕方がいまだにわからない。
英語やイタリア語はそれなりに時間をかけて習得してきたはずなのだが、自分で計画をし、それを遂行し、習得したとは言えない。
どちらかというと、授業をペースメーカーにして、その時々で場当たり的に勉強をしてきた。
自分で自分を律するのが苦手なのだ。

最近になって英語を人に教える機会も少し増えているが、上記のような理由で、どういうやり方をしたら効果的に身につくのか、あまりコツが教えられない。

しかし何が大事なのかは、一応知っている。

それは、「自分は何を目指したいのか」をはっきりさせることだ。
つまりできるだけ具体的に、「こういうことを話したい/書きたい/聞き取りたい」と思い描くことだ。

ジャグリングにたとえてみよう。
「ジャグリングが上手くなるにはどうすればいいんでしょう?」という質問をされたとしよう。
答えは「できるまで練習する」以外にない。
非常に残酷だが、これ以外に答えようがない。
「上手くなる」という漠然とした質問には、漠然とした「練習をする」という答えしか用意できない。
合言葉のようなものである。

(カパッ)

「上達には?」

「練習…。」

(ギィ…)

である。

でももし、「5ボールカスケードができるようになるにはどうすればいいのか」という質問であれば、「じゃあ、まず3ボールカスケードはできますか?」という質問に移ることができる。
その上で、「まだおぼつかない」というのであれば、「では3ボールカスケードを最低100キャッチできるようになりましょう」ということになる。

目指すべき目標が明確にある。これ即ち、「練習内容が明確である」ということである。
いつ何時でも、練習場に行ったら、まずとりあえず3つのボールを持って、投げるということになる。
それを、100キャッチできるまで試行錯誤する、ということになる。
そこで、「前に投げてしまうんですが」というもっと下の段階の質問が出てくる。
ここまでくれば、「壁の前でやりましょう」とか、「左手を意識しましょう」とか言える。

そういうことである。
だから「英語が上手くなるにはどうすればいいんですか?」という質問には、まず「じゃあ、まず英語で何がしたいですか?」と聞くことになる。

あなたは、外国語で何がしたいですか?

僕はまたいつかフィンランドに行こうとしている。
フィンランド語で話す人たちと、彼らの言葉で、ジャグリングのことや、人生のことを話したいな、と夢見ている。

まぁ、まずは自己紹介からだね。
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☆勝手にPM Jugglingを紹介するコーナー☆
https://pmjuggling.com/blogs/journal/20200620
【Weekly PM】#18:ものの強さ

「日課の散歩をしながら、自然にあるものをモチーフにしたジャグリング道具もいいなあと考えています。」
(記事より抜粋)

ちゃんと自然に還る道具って憧れる。
手触り、におい、道具から感じ取るオーラ、すべてがプラやゴムに勝るかもしれない。
プラスチックなどの素材が登場したのはなぜだろう。
おそらく、同一規格が作りやすい、生産が容易、タフである(腐らない)、安価である、といった理由かな。
でも、もしそれらがプライオリティでないのならば、化学素材以外を使うのも自然な選択なんだろう。
「ちゃんとしたもの」っていうのは、「選択が自然だ」ということかもしれない。
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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第84回「自分づくり」

最近、仕事などの影響でマスクづくりが進んでいなかったのですが、まだまだ需要があるようで、納品願いの連絡が週1回は来てます。
マスクの素材もなるべく薄い生地で、夏仕様に変えていく工夫などもしています。そして、つくりが丁寧でデザインも良いとお客さんやお店のスタッフの方からも好評をいただいています。
現在、大人マスクと親子マスクを製作していますが、小学生中〜高学年向けのマスクもぜひつくって欲しいというお声をいただいているので、その製作にも取り掛かり始めたところです。
小学校では、今マスクが必須なので探されているお家の方もたくさんいるようです。

それはさておき、現在自分は、今後の人生に関わる大きな岐路に立っています!
それにともない、実はここ1週間くらいで体重が4キロ減りました…。

詳しく書くとヘビーな内容となってしまうので、一言で言うと職場環境のストレスです。
もともと細身体型なんですが、大人になってから初めて見る数字でした。これでもまだ落ちる脂肪があるのかと自分でも驚きました。
(さすがに40キロ台まではいきませんでしたけどね。笑)

ただ、そんな中自分の取り組んできたことを評価してくれて、支えてくれる人もいるのだということを改めて確認し、それを今の心の支えにしています。
何事も一生懸命取り組んでいれば、誰かがそれを見てくれています。その思いを一番届けたいと思える人であれば、きっと気づいてくれます。
あとは、自分が最後の力を振り絞ってどう歩んでいくか決めていかなくてはいけません。
今の自分と向き合い、何かしら環境に変化を加える。
本格的な『自分づくり』がこれから必要になってくるなと、感じています。

先日、4ヶ月ぶりにヨコハピのメンバー3人で、たまたま会える機会があり、みなとみらいのドトールで談笑しました。
いやー楽しかった。また、みんなでジャグリングしたいな。

by Fuji

製作物
・PM Juggling 「otomodama」持ち運び用の巾着ケース 製作 by Fuji
otomodama 3個セット

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◆日本ジャグリング記 黎明編◆ 文・ハードパンチャーしんのすけ
第11回
ちょっと寄り道。

PONTEで連載がスタートした斉藤交人さんの「釣り日記」を面白く読んでいます。軽妙な語り口が好きです。
前回の「釣り日記」に
”ジャグリングそのものをジャグラーと呼ぶ人も多くて、そのボールでジャグラーしてよ、などと言われると、もやもやとした気分になります。ジャングリング(キャンプのことでしょうか)も惜しいし、ギャザリングはカードゲームなのです。魔法的なところや解釈が一致しないところには共通点があるのかもしれません。”
とあり、あるよねぇと共感しつつ、マラバリスタの合宿を思い出しました。

ある時の合宿。
送迎バスには確かに
ジャングリングクラブマラバリスタ御一行様
と書かれたプレートが掲げられていました。

また、ぼくが合宿係の時、旅行会社にて
ジャグジークラブですか?
と言われたことも。「ジャグリング」という言葉は、当時あまり認知されてなかったのですね。最近は、認知度あるだろうと思っていたけれど、今もあまり変わらないのかなぁ。

マラバリスタの合宿と言えば「徹ジャグ」という風習が当時ありました。今もあるのかしら。徹ジャグ、すなわち徹夜でジャグリング。
徹ジャグは、合宿前夜に行われることが多かったです(類似イベントに年越しジャグもあった。)集合場所に前夜から集まり、集合時間まで夜通しジャグリングをする訳です。場所はだいたい渋谷だったかな。深夜の人気の少ないハチ公前で、ジャグリングしたり、だべったりしながら、朝を迎えます。深夜の渋谷はネズミがたくさんうろちょろしていて、なんだか印象的でした。

うーん、若いなぁ。

練習後に飲み会をして、勢い余ったひとが「よーし、今日は徹ジャグしようぜ!」などと言い出し、そのまま徹ジャグをすることもあり(その時は、駒場の第一体育館前だったり、誰かの家の近くの公園だったり)、ほんとみんなジャグリングが好きだったのだなぁ。若さ故の「ちょっと変なこと(と思われるようなこと)をしたい」という欲求も混じっていたのかもしれないけど。

なんか甘酸っぱい気持ちになってきてしまった。

次回こそ、パッシング文化の話を届けますね。

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◆釣り日記◆ 文・斉藤交人

ジャグリングあるある。
動画を見るとジャグリング欲にあふれる。
ジャグリング欲にあふれるのがいつも深夜でもやもやする。
休日に外に出て練習するときは恥ずかしくて動画に撮れない。
気合いで動画に撮って自分で見ると絶望する。
海外のジャグラーがやっているとかっこよく見える。
コピーして鏡で見てみると何か違う。
気合いで動画に撮って自分で見ると体格の違いに絶望する。
音楽を聴きながら練習するとはかどる。
よく考えるといつもの技を永遠繰り返してる。
使い込んだ道具に愛着がある。
ショップが割引キャンペーンしてるととりあえず注文する。
親と友だちに大道芸まだやってるのって言われる。
そういうときは笑ってごまかして記憶から消す。
お気に入りのプレーヤーが Twitter にいる。
深夜の勢いでフォローする。
リツイートするのは恥ずかしいけどいいねはする。
リプしてみたいけど恥ずかしいからいいねだけはする。
なぜかジャグリングじゃない話題でバズる。
それにお気に入りのプレーヤーのいいねがついてもやもやする。
難しい技が決まって大喜びする。
次の日には決まらなくなっててがっくりする。
次の次の日にも決まらなくてがっくりする。
記憶から消す。
ジャグリング以外の趣味を試してみようとする。
記憶から消す。
ジャグリングが楽しい。

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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-Fujiくんの運命やいかに。
-しんのすけさん、斉藤さんのいう「ジャグリング」という言葉の認知の低さは、僕はそれほど感じたことがないんです。実は。付き合う世代がちょっと下だからかも。でも、相変わらず「ジャグリングをやってます」というと「大道芸やってるんだね!」とは言われます。違うんだな。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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HP http://www.jugglingponte.com

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