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週刊PONTE vol.49 2019/10/21

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.49 2019/10/21
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第40回 「『ジャグリングの人』である必要はない」

・Fuji…フジづくり 第49回「自分のためのキーケースづくり」

・板津大吾…たまむすび 第12回「JJF2019に出展」

・きんまめ…デビステのてんぷら 48本目 「机上のルーチン」(メルマガ第42回)

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉

第40回 「『ジャグリングの人』である必要はない」

自分はジャグリングの人だと常にどこか思っている節がある。もちろんジャグリングの雑誌(今は旅とジャグリングの雑誌ですが)の編集をしているし、ジャグリングの人ではある。しかし今福岡にいて、ポリグロットカンファレンスという集まりに来ていて、そのアイデンティティの形がぐにゃりと変わったような感覚がある。
ジャグリングと同じくらい、自分の居場所だ、と思える場所を見つけてしまったのである。

ポリグロットというのは、複数の言語を話す人、というほどの意味である。このカンファレンスでは、世界中から集まったポリグロット達が交流する。いわば言語学習界のEJCである。といってもあんまり想像がつかないと思うのだが、とにかく、わいわい、みんなでいろんな言語について思う存分に話せる機会なのである。(たとえば、ロクシタン語だとか、アイヌ語だとか、話者の少ない言語について、どういう風に教材を形成していくべきか、とかね)
さてこのカンファレンス、初日にたまたま近くにいた人と話してから、まるでわたあめをひくようにどんどん友達の友達が友達になっていき、行くまでは誰一人知り合いなんかいなかったのに、たった3日間で何十人もの人たちと知り合いになることができた。そして、それなりに時間をかけてお互いのことを話すことができた。
ほぼ全員が英語を難なく話し、それに加えて他のいろんな言語を話す。なのでだいたい一つくらいはお互いに意思疎通が楽にできる言語がある。自分の母語を話す人も非常に簡単に見つかる。(中には日本語が流暢な上に、アイヌ語を勉強しているイギリス人もいた。感心しちゃいます。)

その中で僕はなんだかとても居心地がよく、まるでみんなのことを随分昔から知っているような気分でいる。実に。
このような感じは、ジャグリングの中でだけ感じることだと思い込んでいたところがあった。
しかし「外国語学習」という趣味があったことを自分で思い出して、そのコミュニティに入り込んでみると、あら不思議、そこには、自分が想像していた以上に、親しみのある輪があったのである。

ずっと、ジャグリングがメインで、そこに外国語が役立ってくる、手助けになる、というような捉え方をしていた。
しかし実際には、外国語というトピックだけでも一生かかっても満喫しきれないくらいの、楽しい人との付き合いがあったのだった。

ちなみに、ポリグロットカンファレンスで少しジャグリングを見せると大いに喜ばれたので、あ、なんか、得したな、と思ったのは事実である。

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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第49回「自分のためのキーケースづくり」

先週はJJFの出展ブースにてJuggle Packのケースを持って行きました。一番注目を集めたのはレザーボールホルダーのomusubiでした。海外では使ってるボールのサイズが大きかったり、ナンバーズの人が多かったりした理由でomusubiよりも巾着の方が売れ行きが良かったです。あと、革製品で専用ケースというものが珍しいからか、手に取って見てくれる方は多かったです。

また、omusubiは基本70mmのワンサイズ用しかないんですが、気に入ってくださった方で73mmのクリスタルボールを入れたいという方から注文もいただきました。最近はそのための革を探してるんですが、色や厚み、質感でしっくりくるものが近場では見つからず、ちょっと困ってます。時間見つけてまた浅草橋まで行かないといけなくなるかもしれませんね。

あと、現在私用のキーケースを製作中です。今までダイソーで買ったリールホルダーに鍵を付けていたんですが、切れてしまったので、新調するついでにつくることにしました。手持ちの革のハギレから良さげなものを探し、型紙を作成してカット。4連のキーホルダーや革のレースを買い足しました。パーツはひと通り揃ったので、これから組み合わせていくところです。初めは革を接着した後、糸でまわりを縫っていくつもりでしたが、せっかくなら凝ったものをと、久々に革レースで編んでいくことにしました。

ケースづくりで使用している裁ちばさみ用の革ケースを以前つくった際に、レース不足で編めずに未完成になったものもあるので、ついでにそれも完成させたいと思ってます!

by Fuji

「Juggle Pack」
【Instagram】https://instagram.com/jugglepack_official?igshid=v5fjxithzxrv
【HP】https://jugglingponte.com/2019/07/19/jugglepack-project-about-to-begin/

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◆たまむすび◆ 文・板津大吾
第12回「JJF2019に出展」

今年もJJFに出展をしてきました。台風の影響で三日中二日間のみの開催となり、来られない人も多い中での開催。残念ではありましたが、会場内の人口密度が例年ほど高くなく、落ち着いてブースにいられたような気もします。

JJFには2014年から毎年出展させていただいていて、その年ごとに、商品がすこしずつ変化してきています。過去のブースの写真を見返すと、そこに並んだ道具から、その当時の興味関心が読み取れて、活動のよい節目になっています。

今年の出展はボールのみに絞りました。最近は自分の活動の過渡期な気がしていて、どうも、製作の手が止まりがちです。ありがたいことにオーダーはたくさんいただいていて、時間にはまったく余裕がないのですが、丸一日なにも手がつかない日もしばしば。迷いがあります。今回のJJFも、どのようなかたちで臨めばいいか、正直わかりませんでした。EJCやジャグリングマーケットを経て、よりシンプルで、本質的なものをつかみにいきたい、と思うようになっています。ボールのみ、というのは、なんとかそれが自然なかたちで出せた出展だったかもしれません。

そんな自分の出展でしたが、今年はPONTEはもちろんのこと、おもちゃ楽器ドットコム、Midway Juggling Craft、441Jugglingといった、ちいさくて、手づくり感あふれるプロジェクトが勢ぞろい。みんな仲がよいので、ラインナップが発表されたときから、いよいよ来たぞ、とうれしくなる年でした。各ブースで出展されていたものは、どれもこれも、刺激的なものばかり。みなそれぞれのジャグリングを強く生きていて、自分も頑張らねばと。

つくることとジャグリングすることが地続きになる、日本は世界で一番その可能性がある場所だと勝手に思っていますが、さらにその思いが増したJJFでもありました。

PM Juggling

top

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◆デビステのてんぷら◆ 文・きんまめ
48本目 「机上のルーチン」(メルマガ第42回)

このメルマガが配信予定の10/14の8時。何事も起きていなければ、JJF2019、最終日の朝である。この原稿は10/11時点のものだ。昨晩帰宅する電車の中で、チャンピオンシップの中止を知ったところである。皆様は、ひいては自分は、果たしてこのメルマガをどこでどんな気持ちで読んでいるのだろうか。

学生の頃、すなわち人生で一番ジャグリングをやっていた頃ですらJJFには参加したことがなかった。ジャグリングをやらなくなって5年以上経つ今、参加してみようと思ったのは、文章を書くという方法でジャグリング付近に居場所を見つけたからに他ならない。自分はルーチンというアウトプットが不得手だったんだなと今は思う。それってジャグラーとしては致命傷じゃんと思うが、今みたいなこういう関わり方の方が好きだということがわかっているので、かすり傷にもならない。

さて、内緒にしていたわけでなないのだが、こないだのジャグマの影響もあり、デビステのてんぷら冊子版の計画が水面下で着々と進んでいる。進んでいるのだが、まあいわゆるウサギとカメのウサギ的なことになりJJFには間に合っていない。ハギビスのスピードと勢力の維持っぷりを見習う必要がある。しかし、文章を形ある本にするということの難しさはなかなかに心地良い。PONTEやアトチの作成者には改めて頭が下がる。
日頃の週刊PONTEでの連載が単発の技だとすれば、冊子版はそれこそ文章のシーケンスあるいはルーチン。記念すべきVol.1は連載5回分くらいの分量で、こちらの寄稿と違って、かなりジャグリーな内容である。概要を簡単に言うと、ジャグリングにおける最大のテーマの一つであるドロップに着目し、それを統計的に調査分析していき、ノードロップという遥かなる地平を見据えた確かな足がかりにしようという挑戦的な結果報告書である。

演技でも動画でもないジャグリングのアウトプット、今しばらくお待ちいだきたい。

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。先週、手違いで板津さんのたまむすびが2週連続で掲載されていたので、今回は編集長のミスに見せかけて、私が意図的にやってみました。好きなジャグラーは特にいません。

◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆ごめんなさい◆
前号に、前々号の内容である「たまむすび」が再び掲載されてしまいました。読み逃した方への配慮ではなく、ミスでした。ごめんなさい。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-きんまめさんは、本当に恐ろしい人ですよ。実によく物事を観察しているし、自分が何か面白いだろうと思ったことは、あくまで奥の奥まで追求する人です。JJFでも色々と知ってしまいました。クワバラクワバラ。

-相変わらず生活が不規則で、旅にもフラフラ出てしまうので、予定が押しに押して、このメルマガもやっと4時に予約を済ませている。

-そして自分の原稿を書いている最中に、JJFに遊びにきて、もうすでに帰ったと思っていたノルウェー人のジャグラーの友人が、「ミスで飛行機を逃した上に、新しく取った飛行機が、今いる成田空港からではなく、羽田空港からの朝8時の便であった、一体どうしよう」という電話が午前2時にかかってきて、すったもんだしていました。いやはや。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (書くジャグリングの雑誌:PONTE)

Mail info@jugglingponte.com

HP http://www.juggligponte.com

Twitter https://twitter.com/jugglingponte

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