朝起きると、口の中が血だらけになっていた。
前の晩に食べたポンスケというお菓子(歌舞伎揚、ぼんち揚のようなお菓子)で歯茎を削ってしまい怪我をしていたのだが、それが朝になってひどいことに。6時前には血の味で目を覚ます。いつまで経っても血が止まらないので、近所の歯科医へ。止血を試みてくれたのだが、縫合が必要かもしれない、治せない、という。縫合の道具がないから、というので少し離れたところの別の歯科医を紹介してくれる。結局そこでも縫合はせず、自分で止血をすることになった。傷口をカバーするための器具も作ってもらった。
横浜のKAAT神奈川芸術劇場で公開される『妖怪ケマメ』の準備、始まる。今回僕は製作補佐として稽古場に入っている。稽古場は劇場の最上階にあり、大きく開いた窓からは横浜の港が見下ろせる。昨日は照明や、楽器の準備、調整をしていた。僕は、翻訳をしたり、ボールを作るのを手伝ったり、自転車の手配をしたりなど。
夜は出演者のギヨーム、照明担当アルリックと一緒に、僕のお気に入りのラーメン屋に行く。
劇場から家までバイクで帰るのが心地よかった。
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横浜・KAAT