旅をもっとしたい。正確に言うと、もっと移動をしたい。
そんなわけで、遠隔でもできる仕事をなるべくたくさんもらったり、モノを減らしていったり、している。移動しながらでも生活できるすべを少しずつ整えている。
今回の旅を終えて思ったことは、「旅は終わらないほうがいい」ということだ。
一番奥に眠っている欲求の声をよく聞いてみる。「いつも動いていたい」と思っている。それは、「いつも旅をしていたい」ということだ。「落ち着くことがない方がよい」と思っている。
帰るべき場所があって、そこを離れている間は旅、そうでない時は、日常、そこがベース、というのが、一般的には「普通」の感覚であろう。
僕もそういう環境で育ってきて、そういう風に思ってきたけど、これを自分の中で変えたい、と思っている。
たとえ横浜にいるとしても、それは「いつもの場所」にはいるが、心の底ではいつもウキウキしている、というのがいい。家は単なる「次にどこか行くまでの経由地」であるような、そんな気分でいられたらいいな。
横浜