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週刊PONTE vol.36 2019/07/22

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.36 2019/07/22
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週刊PONTEは、「書くジャグリングのメールマガジン」です。
人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第26回「世界一大きなディアボロ」

・Fuji…フジづくり 第36回「Coro受注分完成!次は…」

・きんまめ…デビステのてんぷら 35本目 「感傷旅行」(メルマガ第29回)

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第26回「世界一大きなディアボロ」

世界一大きなディアボロを見たことがある。

そのディアボロは、フィンランドの誰も知らないような僻地に置いてあった。それが置いてあったのはラウリのお母さんの家である。僕がそれを見た頃、ラウリは「サムリ」だった。彼はなぜか知らないが、人生の途中で、名前を変えた。

サムリ(当時)のディアボロは、雨ざらしになって、カップの上に雨水を溜めていた。全長3、4mはあろうかというそのディアボロ。デデンと、庭に立てて置いてあった。そのディアボロは、本当に、ちゃんとディアボロの形をしていた。というか、ディアボロだった。ディアボロっぽいオブジェ、ではなくて、きちんと軸も、カップもある、ディアボロだった。
聞くと、「世界一大きなディアボロを作ったんだよ」という。
うん。ん?うん。

いったいなんでこんなものを作ってしまったのだろうか。
確かにサムリ、じゃないか、ラウリは、いや、つまり当時のサムリは、ディアボロが大好きなのは知っていたが、「世界一大きなディアボロを作りたくなってしまうほど好き」だとは思わなかった。

その時に僕は、なんでこんなものを作ったのか、たしかに聞いたはずである。しかしその理由を忘れてしまった。普通一番気になるところだろうに、なんでそういう大事なことを忘れたんだろう。でも、その3、4mはありそうなディアボロを、回そうとしている写真は見た気がするから、少なくとも、回すために作った、というのは理由の一つとして数え上げられるだろう。ぶっ飛んだ冗談である。

はて、そのディアボロは現在どこにあるのだろうか、と今になってふと気になった。おそらくそのお母さんの家にまだあるんだろう、と、言いたいところだが、もうすでにその家は取り壊された。というか、去年家に行ったけれども、そのディアボロの姿は見なかった。だからもう捨ててしまったのかもしれないし、(いや、でもそれはあまりに悲しすぎるし、あと廃棄物としてはどういう区分になるんだろう)どこか別の場所でとっておいてあるのかもしれないし(トラックに積んで道路を走る姿を思い浮かべる)本人に聞いてみないとわからない。

なんにしても、僕はあの大きいディアボロをいまだによく覚えている。
雨水が溜まったのを、頑張って横倒しにして水を流して「水が溜まっちゃうんだよ」と笑っていたラウリのことも、覚えている。

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その世界一大きいとされるディアボロは、これです。


https://jugglingponte.com/wp-content/uploads/2019/07/hugediabolo.jpg

☆新しく、Juggle Packというプロジェクトを立ち上げました。詳細はこちら。
https://jugglingponte.com/2019/07/19/jugglepack-project-about-to-begin/

Juggle Packは

「ジャグリング道具のしまいかた」を

考えるプロジェクトです。

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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第36回「Coro受注分完成!次は…」

2週間ほど前に10個Coroの注文があったんですが、先日やっと完成しました!
ちなみに、注文をされたのは、PM Jugglingのだいごさんです!

EJCに向けてということもありますが、すぐにでも販売できるように注文してくださいました。本体の色はベーシックに帆布もファスナーも生成色のものを5個。また、特別カラーとしてPM Jugglingのイメージカラーに合わせた色も5個用意しました!

製作時間としては、トータルで30時間以上はかかったんじゃないですかね。感覚ですけど(笑) そのぶん、ファスナーの金具を外して縫う作業などのひと手間を加えたんで、以前よりも縫い目が綺麗に仕上がっています。
製作期間もなるべく早く仕上げなければいけなかったので、休みの日は一日中製作に取り組んでいたり、連日朝方4時まで起きながら作業していた時もありました。その結果、完成後の翌日から寝不足で風邪を引きました。(笑)

完成したものをまとめて並べてみると、自分でもよくこんなにつくったなと思います。(笑) 次は…残り1週間くらいで正式な規格の巾着ケースを完成させて、全3色10個のケースをつくらないとならないのです…しばらく寝不足が続きそうです。

by Fuji

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「完成したCoroたち」


https://jugglingponte.com/wp-content/uploads/2019/07/Corox10.jpg

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◆デビステのてんぷら◆ 文・きんまめ
35本目 「感傷旅行」(メルマガ第29回)

デビステのてんぷらのアンケートでネタを募ったところ、最速で回答があった。そこには軽めの個人情報に加えて、次のような一文が添えられていた。

「最近のメイン道具は包丁とスポンジ」

もしかすると、ネタの提案という意図ではない回答だったのかもしれない。もしかすると、自己紹介の延長。もしかすると、とりあえず空欄を埋めただけなのかもしれない。しかし、すべての回答を記事として取り上げると啖呵を切った手前、そのまま見過ごすわけにはいかない。観念していただきたい。

包丁とスポンジ。
包丁と鍋、包丁とフライパン、包丁とまな板、という組み合わせの方が自然な気がするのだが、あえて包丁とスポンジというのが気になる。勇者に例えるなら、包丁は剣であり、盾はまな板といったところか。ではスポンジは何かと考えると、食器用洗剤を詠唱魔法とするならば、それを強化するための魔石こそがスポンジだろうか。Magicaって魔法っぽいし、アブラカタブラでアブラヨゴレが落ちるのだ。
剣も魔法も使える魔法剣士、つまり下ごしらえから洗い物までをこなすオールラウンダーなのだろう。

さて包丁といえば。ちょうど先週京都に遊びに行った。以前も書いたが私は地図が読めない。ことに京都は碁盤の目が東西南北を狂わせる魔境。テリーのワンダーランドでダークホーンに辿り着けなかった記憶が蘇る。自分が今どこにいるのかもわからずに人混みを掻き分けて行くと、前を歩く嫁が唐突に入店。有次(ありつぐ)という調理用品店の老舗である。いわゆる三徳包丁から、何を捌くのに使うのか不明な形状のもの。冒頭で剣に例えたが、まさに武器屋のように、ありとあらゆる刃物がガラスケースの中に陳列されていた
その研ぎに研がれた刃先を見ているとドキドキするし、ものによっては10万Gを超える値札にもドキドキする(1G=1円換算)。そのドキドキをよそに、嫁はペティナイフを購入。お買い上げの品に、なんと目の前で名入れしてくれるとのこと。

下書きもなしでノミとツチでカツツンとあっさり名前を彫る職人を見ながら、思う。用紙に彫ってほしい名前を記入して店員さんに渡すのだが、当然パスポートや免許と照合するわけじゃない。つまり、自分の名前以外も彫ってもらえるはずだ。

スティーブ・ジョブズと名乗るもいいし、サラ・ジェシカ・パーカーと刻んでもらってもいい。「パ」の丸がどう考えても彫るのしんどそうではあるが。
むしろ包丁本人(?)の名前を入れてもいい。切れ太郎とか出刃美とか。今風でいくなら、切斗(キリト)とか割人(カット)とか。刺身包丁なら、酢米(スライス)とかもキラキラしててよい。

私も初めて買ったデビルスティックである白黒のトライゴンに「ジャーニー」という名前を付けていたのを懐かしく思い出す。今思うと、旅とジャグリングの雑誌として最も相応しい名前ではないか。
ネタ提供いただいた魔法剣士さんも、包丁に名前を付けてあげるのはどうだろうか。もちろんスポンジのことも忘れずに。

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。ジャーニーを使っていました。包丁とスポンジがこすれる音ってカスタムロボのパーツ切り替え音に似てませんか?好きな料理家は特にいません。
引き続きご意見ご要望はコチラから:https://forms.gle/iLVAdWDo6sfb3CbW7

◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-エッセイを久々に書きました。「旅について」と銘打って4回書いたけれども、「旅について」は具体的なことを書きたい、という気分になったので、エッセイでした。結局これを重ねることが、僕にとって「旅について」語ることなのだろう。

-きんまめさんは一体どんなつもりでデビルスティックに「ジャーニー」なんていう名前をつけたんでしょうか。「今思うと、旅とジャグリングの雑誌として最も相応しい名前ではないか。」って、そんなこと言われても困ります。

-Fujiくんがすごいスピードでものを作ってくるので、本当に感心してしまいます。でも身体には気をつけてね。

-あと1週間と少し後に迫ったジャグリングのイギリス旅行。うーむ。唸ってる。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

<END OF THIS ISSUE>

発行者:青木直哉 (旅とジャグリングの雑誌:PONTE)

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