「ジャグリング道具のしまいかた」を
考えるプロジェクト Juggle Pack を始めます!

PONTEのホームページに、新しく 「Juggle Pack」というページを作りました。

 

Juggle Packは


「ジャグリング道具のしまいかた」

を
考えるプロジェクトです。

 

というのが、(2019年7月現在の)キャッチフレーズです。

一体これはなんなのでしょうか。

今回は、突如として始まったPONTEの「Juggle Pack」プロジェクトが開始するまでのきっかけについてお話しします。

 

「Juggle Pack」ができるまで 

 

OMUSUBIから始まった

 

ことのはじめ。

「OMUSUBI」というボールケースがありました。

PONTEの編集長であるあおきが、「横濱ハッピーターン」 というグループを同じ地元のジャグラー2人(Kent、Fuji)と一緒にやっていて、その中から生まれたものです。

(Fujiくん、またの名をKouki)

元々は、「こんなのあったら、なんかいいよね」と3つだけ入るジャグリングボールケースの話を、スケッチとともに3人でしていたのがきっかけです。

するとメンバーのKentくんが、ある日突然本革を使って実物を作ってきました。

これが、すごくいい出来。

ボタンで簡単に止めるだけで、3つのボールを手軽に持ち歩くことができます。

それをさらに、Fujiくんが同じ型で気合いを入れて大量に作り出し、3人で、イベントに赴くたびに売っていました。

     この投稿をInstagramで見る

by Fuji #yokohamahappyturn #lublin #ejc2017 ・3ball holder “OMUSUBI” only 70mm size Three type 170PLN/40EURO.100PLN/25EURO.60PLN/15EURO ・P0NTE juggling magazine 30PLN/7EURO ・PONTE BADGES 3PLN/1EURO ・PONTE T-Shirts 80PLN/20EURO ・Teh-OK 20PLN/5EURO

Yokohama Happy Turnさん(@yokohamahappyturn)がシェアした投稿 –

これにOMUSUBIという名前が付けられ、多くのジャグラーが手に取ってくれて、買ってくださった方も何人もいます。

     この投稿をInstagramで見る

by Fuji #yokohamahappyturn #ejc2017 #lublin #handmade #omusubi Thank you for everyone!

Yokohama Happy Turnさん(@yokohamahappyturn)がシェアした投稿 –

 

「巻物」というひらめき

 

さて、当初はOMUSUBIを改良していこう、という話を進めていました。

ところがある日あおきが、紙封筒をいじっていてひらめきます。

「巻物のようにボールをしまえる」という機構って、いいんじゃないか?

そこで、早速布を使って、Fujiくんに実際に作ってもらいました。

これが、実にいい出来。

 

ひもの素材、ディテール、巻き方もいくつか試してみました。

しかし。

そのうちに、「巻くのが面倒くさい」
ということに気がつきます。

いや、これはこれで「巻く」プロセスが楽しいといえば楽しいので、案としてはアリなのです。
アリなのですが、他の方法がありそうな気もしてきます。

 

入門者向けのボールに

 

そこでまた一つ転機が。

友人の板津大吾さんが運営する、「PM Juggling」というジャグリング道具のブランドがあります。

そこが作った小さくてかわいい、新しいボールが、「ジャグラーが初心者にもオススメしたい」というコンセプトだ、ということを知るのです。

(ちなみにあおきは、PM Jugglingで「海外担当」というあんまり聞いたことのない役職についています)

そこで、それに合わせて、ジャグリングボール3つが入る「ジッパー式」のケースを開発するのはどうか?

と、何回かFujiくんとの会話を重ねた上、思い至りました。

これならば、片付けは圧倒的に楽です。ボールがこぼれ出ることも絶対にありません。

そして何より「専用のケース」を持っているということは、ジャグリングそのもののモチベーションに繋がるのではないか、ということも気がつきます。

ならばこれは、ジャグリング入門用ボールについてくるケースとしても、適切ではないか、ということも考えます。

そこで作られたのが、この小さくてかわいいボールケース、”Coro”です。

Fujiくんは独自のリサーチを経て、あっという間にこのぴったりの形で作る技術を身につけてしまいました。

 

もちろんこの形になるまでも、様々な布や仕上げで試しました。

今の所落ち着いたのが、「帆布で作る」バージョンです。

温かみのある素材で安価、革などと比べれば比較的加工もしやすく、いくつも作るのには適した素材です。

 

「ジャグリング道具のしまいかた」を考える

 

さて、試行錯誤をする中で、気づいたことがあります。

それは、「ジャグリング道具のしまいかた」について考えるのはなかなか楽しい、ということ。

 

ジャグリングで普通注目されるのは、「道具の使い方」です。

「使われていないとき」については、あまり関心が払われません。

もちろん、独自のジャグリング道具入れ、ジャグリング道具スタンドを開発していらっしゃる方もいます。

どれもみんな個性があって素敵です。

ちゃんと考えている方々はいるのです。

しかし何はともあれ、それほど頻繁に、ジャグリング道具の片付け方が議論されているわけではありません。

「どうやって持ち運ぶか困っているし、なんとかしたいのだが、十分に考えたことは、そういえばない」という方が多いのではないかと思います。

統一された規格の袋が「ジャグリング用」として売られていることもありません。

(しかしこのことは、またジャグリングの世界の大事な個性である可能性もあります。ここは改めて考える必要があるでしょう)

やっぱりジャグリングは、実際に投げたり、回したりする部分が一番楽しいですから当然といえば当然です。

しかしここで立ち止まって、たとえばみなさんがどういう袋やケースを使ってジャグリング道具をしまい、持ち運んでいるのか、あるいは部屋でどういう風に保管されているのか、そういうことを研究したら、面白いかもしれない、と思いました。

 

あとは、自分たちで、何か実際に作って提案していくのも面白いだろう、と。

 

それで、この一連の流れから、この研究みたいなものに、名前をつけて公開していこうということになります。

 

そしてつけられた名前が、Juggle Packです。

以上が、このプロジェクトが持ち上がるまでのざっくりとした経緯です。

現行の「Coro」ができるまで、のお話でもありました。

このケースは、これからもっと改良、また、変形バージョンを作れたらいいな、と思っています。

Juggle Packプロジェクトでは、これを起点に、ジャグリング道具にはどんな形で「居場所」を与えられるのかを、楽しみながら、考えていこうと思っています。

具体的には、こうやって持ち運ぶと良さそう、などのアイデアを発信したり、こんな素敵な持ち運び方/飾り方をしている人を見つけた!ということを共有したり、それと、自分たちで作ったケースの販売もしていくつもりです。

どうぞ、よろしくお願いします。