週刊PONTE vol.20 2019/03/25

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.20 2019/03/25
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第19回「シンガポール」

・Fuji…フジづくり 第20回 「こだわりバランス」

・きんまめ…デビステのてんぷら 19本目 「こどうぐがかり」(メルマガ第13回)

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第19回「シンガポール」

先日、シンガポールから色々とメッセージを受け取って思い出した。そういえば、去年は一回もシンガポール、行ってない。

シンガポールには、屋上が若者に解放されているショッピングモールがある。ダンサーやジャグラーが集まって、みんなが好き好きに練習している。ああいう環境はすごくいいよな。逆にあれだけ恵まれていても、ジャグラーの数ってそんなに増えないんだな、とか思ってしまったりする。まあ、ジャグラーが多いか少ないかを左右する要素は、そんなに単純じゃないんだよな。
シンガポールでは雨が割によく降る。熱帯だし普通のことである。だがそのスペースに行けば、屋根付きなのでいつでも濡れずに済む。さらにシンガポールは地下鉄やバスを使えばどこにでもスムーズに行けてしまうので、交通の便が悪いと言うこともほぼない。交通の便と言えば、電車代やバス代も日本から比べれば嘘のように安いし、SuicaのようなICカードもあるから楽である。
観光地として長い時間滞在するような場所でもないと思うのだけど、まぁ、安くて美味しいご飯を食べ歩くのにはもってこいの場所である。日本からしたら、物価は安い。外食でも、地元民がいくような食堂であれば、300-400円くらいでかなり食べられる。ちょっとした食事でよければ、安いところなら200円くらいで済む。ご飯でいえば、僕の大のお気に入りは、ワンタンミーである。要するにワンタン麺なのだけど、このワンタン麺は、ワンタンが麺とは別に提供される、というのが最大の魅力であり、ツッコミどころである。つまり「ワンタン」と「ミー」が出てくるのである。肝心の麺の上に乗っているのは、「チャーシュー」である。まあ名前と実物の整合性はどうでもよくて、こってりしたタレの絡んだプチプチの麺と、あっさりしたワンタンスープが非常に美味しい絶品だ。しかも価格は、安ければ一食200円ぐらいから。こりゃあ、毎日食べちゃうよね。
シンガポールの治安の良さも、魅力である。
たった今原稿を書いているそばから、パリに旅行中の友人からは「携帯を取られた」とメッセージが送られてきた。うーむ。パリなんか、結構そういう点では危ないからな。ヨーロッパと一括りにはできないが、やっぱり大都市となると、日本よりは物騒な場所の方が多い。でも、シンガポールは、まぁおよそ危ない目になんかあったことがない。もちろんそれなりの危険はあるのかもしれないけど、日本にいる時以上に何かを気をつけていることもない。

ただ一つ、ジャグリングするのには、ちょっと暑すぎる時が多い、というのがあるんだよなぁ。
まぁ、そういう時も、コピ(あまーいミルクコーヒー)とかマイロ(日本でいうミロ)とか、ココナッツジュースとか、タピオカミルクティーとかを飲んで、汗を拭きふきジャグリングするのも悪くないんだけどね…。うーむ。

なんだか急にシンガポールが懐かしくなってきたので、書き散らしてその気持ちを発散してしまいました。やれやれ。
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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第20回 「こだわりバランス」

先日、注文していた名刺とステッカーが届いたらしいので、練習帰りに青木さん家まで現物を確認しに行きました。

ステッカーに関しては、多少の水なら弾けるように防水性で注文してみました。まだ実際に貼ったりして試してはいませんが、ステッカーの大きさやデザインのバランスなどはいい感じでした。あとはどれだけ水に強いのか。
名刺は、紙質にこだわりたかったので、表面のざらつきや厚さなど確認しながら紙の種類を決めました。本当は実際に触って良いと思ったものでつくりたかったんですが、なるべく早く手元に名刺は持っておきたかったので、HPの商品説明のみでイメージして注文しました。

ステッカーはそれなりの出来でしたが、名刺に関しては少し思っていた仕上がりと違い、表面のざらつきがあまりなくツヤツヤしていて、印刷面もなんか違うなぁって感じでした。
あと両方とも少しジャギー(ビットマップ画像などの輪郭に見られる、階段状のギザギザのこと。)な感じになっていたのが気になりました。

青木さんと念入りに入稿データはつくったつもりですが、こちらのデータが悪いのか、発注先の問題なのかはわかりません。ただ、名刺やカードに関してはやっぱり直接手で触り、これならいけると思えるものでつくった方が納得のできるものになるとわかりました!特にこだわりのつよい二人なので、時間や手間がかかっても、それが合ってるのかもしれません。(笑) やっぱり当初の案通り、紙を見つけて手作業でスタンプしていくのがいいのかなぁ。

この日、青木さんがつくってくれたホットケーキが久々だったこともあり、すこぶる美味しかった。

by Fuji
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◆デビステのてんぷら◆ 文・きんまめ
19本目 「こどうぐがかり」(メルマガ第13回)

ジャグリングの技能が中途半端でも、オリジナリティのあるパフォーマンスを見せたい。そんな時は、小手先に頼るのが手っ取り早い。しかし、ジャグリングにおいて「小手先」と言うと、むしろ小手先こそジャグリングの重要要素であり、小手先に宿る意識こそが道具を操る上での真髄な気もしてくる。
無論、そんな正攻法の戦いがしたいのではない(ホントは正攻法でやりたいけど、その技術がない)。
筆者が言いたい小手先とは、いわゆる小道具である。

前回、Big One Trick、通称ビッグワンと呼ばれる、ジャグてっくの学園祭パフォーマンスにおける、なんでもありの楽しい枠について述べた。
先輩からの「ジャグリングしなくてもいい」という甘美な誘い文句にホイホイ飛びついた筆者は、モチモチの木やバトエンといった、同世代に対して絶大な威力をもつ小道具をメインとしたパフォーマンスで挑んだ。そして、卑劣なまでにウケた(主に内輪で)。

人間とは弱いいきもので、一度ウケると当然のように二匹目のどじょうを探してしまう。どじょうハンターとなった筆者は、池や川はおろか、鞄の中も机の中も探した。もちろんロフトやハンズにも足を運んで探した。

2年目のビッグワン初日は、ショートコント集「椅子取りゲーム」からの3年β組金八先生というなかなか力の入った構成。メインの小道具一本頼りではなく、ちょっとした小道具の手数で勝負した。またこの時、初めてピンではなく、先輩とコンビを組んだ。ソロではなくピンと言いたくなるあたり、ジャグラーというより芸人に近い。もちろん2人での通し練習などせず、本番目前でようやく、こういう内容なのでうまく合わせてください、という打合せ(というか連絡)をしたに過ぎない。コンビを組んだ先輩もまた、ジャグリングよりも口が上手い人だったからこそ成り立ったのかもしれない。この先輩こそ、1回生の筆者を「ジャグリングしなくてもいい」とビッグワンに誘ってくれた恩人であり、諸悪の根源でもある。

昨年同様、ビッグワン2日目にも連続出場し、演目は「ツッコミたくなる漢字」。スケッチブックに書いた漢字にツッコミを入れていくという非常に斬新かつ知的なネタである。パフォーマンスではなくネタと言いたくなるあたり。ちなみに断っておくが、大人気芸人の厚切りジェイソンがホワィジャパニーズピーポー!のネタでR-1優勝を勝ち取ったのはこの6年後のことである。当時は気付かなかったが、多分あのビッグワンの観客の中に厚切りジェイソンがいたに違いない。

さらにその翌年も、と続けたいところだが、紙面が尽きたのでまた次回。

ちなみに、いきものがかりのボーカルの出身地として有名な神奈川県の厚木には、厚切りジェイソンも住んでおり、さらに当時のジャグてっくの合宿場所も厚木だったりする。そう、厚木なので、厚木りジェイソンなのである(本当)。

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きんまめ:ジャグリングサークルジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックと小道具をやっていました。好きないきものがかりの曲はスパイスマジック。好きなジャグラーは特にいません。
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-ものはやっぱり、なるべく自分が一番面倒を見きれる範囲まで自分の目で確かめてから、作りたいよな、と最近思っています。

-厚切りジェイソン、って僕は、コメディアンをやらなくなって、コメンテーターとして知的に日本の政治のあり方や、考え方に批判を投げかけるようになった時の方が圧倒的に好きです。パックン的な。厚木に住んでるのか。

-全然関係ないけど、4月になったら、見逃した『ファースト・マン』という映画を厚木まで見に行こうと思ってます。あれ、最近になって存在に気がついて、ああ、『ラ・ラ・ランド』と『セッション』の監督作品か、観たいな、と思ったのですが、もうどこも終わってたんですよね。それで、4月に厚木の地域の映画館でやるらしいので、そういうわけで。壮大な映画は、大きい画面で見たいよね。

-風邪を引いて一日寝込みました。

-はじめは風邪だと思っていたのですが、二日目、あれ、何だか、治っちゃったな、と勘違いしたところへ断続的な腹痛が襲い、どうやらこれはウイルス性の胃腸炎か何かだ、ということに思い当たり、結局もう二日寝込みました。今これを書いている日曜日の深夜(もうあと6時間で発行の時間です)には、けろっとして、ヨーグルトをばくばく食べてながら『おさかな天国』を歌っています。もしかしたらこのメルマガを予約し終わり、明朝、読者の皆様のお手元に届く頃には、やっぱりまだ調子に乗るんじゃなかった、と再び腹痛に襲われて泣いているかもしれません。

-寝込んだ分、なんだか逆にゆっくりできて、色々見えてきたような気がします。気のせいかもしれません。でも大体のことは気のせいな気もします。

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

発行者:青木直哉 (書くジャグリングの雑誌:PONTE)

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