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週刊PONTE vol.19 2019/03/18

=== PONTE Weekly ==========
週刊PONTE vol.19 2019/03/18
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PONTEは、ジャグリングについて考えるための居場所です。
週刊PONTEでは、人とジャグリングとのかかわりを読むことができます。
毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・青木直哉…ジャグリングがつなげるもの Weekly 第18回「ジャグリングの発見係数」

・Fuji…フジづくり 第19回 「販促品づくり」

・きんまめ…デビステのてんぷら 18本目 「ペンは棒よりも楽し」(メルマガ第12回)

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第18回「ジャグリングの発見係数」

先日、PM Jugglingの板津さんと話していて、あることを聞かれました。
「青木くんが旅をするのに、ジャグリングがきっかけであるべき理由って、なんなの?」

これは、前号の「自分が旅をする理由」という内容も踏まえて聞かれたことです。
なんだろうなあ、としばらく考えた後に、ふっとある考えが浮かびました。

ああ、それは、ジャグリングの「発見係数」が高いからではないか。

まず海外に行く、となると、そこには、数々の新しい出会いとの可能性、いわば「出会いの基礎値」があります。その比喩的な数値は、何度も行っている国だと10ぐらいかも知れないけれど、行ったことのない国なら32ぐらいになるかもしれません。僕がアフリカに行くとなると、たぶん53ぐらいでしょう。韓国だと、ソウルならたぶん18ぐらいです。台北だと12とかです。横浜だとそれがもう、3とかになるでしょう。
脳みそへの刺激、ということにも言い換えられるかもしれません。
とにかく、何か新しい、鮮烈な経験をしている時、僕は生き生きとしちゃいます。その満足感、ということを数値で言っているのです。何も海外でなくとも、横浜の、「実は知らなかった場所」なんかあったら、それはそれで、充実感のある経験になりますよね。一方どんなに離れていても、今の所あんまり興味のない国や地域だと、その度合いは低くなります。(でもいまその例を出そうとしたら、そういう国とか地域、って、あんまりないですね。「府中」とか、どう? と思ったけど、全然想像もつかないし、むしろ行ってみたいなとさえ思えてきた。)

そこでですね、ジャグリング、というテーマを自分の中に持っていると何が起こるか。ジャグリングという「やや珍しい」趣味を持っていると、その「地域」の基礎値へ、ジャグリングというジャンルに固有の係数がさらに掛けられるような気がするのです。
体感的には、「食べ物」が7だとしたら、ジャグリングは、12ぐらいあるような気がします。簡単にいえば、「おいしいものを食べに、韓国に行って来たんだ」という話よりも、「ジャグリングの大会に参加しに韓国に行って来たんだ」という話の方がインパクトがあるよな、ということです。その話をする僕自身も、面白い。発見全体の「珍しさ」みたいなものの数値が大きくて、自分自身もその事実にワクワクしちゃうのです。(126と216くらい違う、ということです。うん。それぐらい違う気がする)

でもそのためには、そのジャンルがある程度メジャーである必要性もあります。なぜなら、誰もやっていなかったら、発見も生じ得ないから。「フリンゴ」という、首からナフキンのようなものをかけ、それを伸ばしてボールを弾きあう、という競技がありますが、(あるんです)フリンゴで世界中を旅するとなると、なんか、どういう発見があるのかなぁ、とは思う。いや、一概に発見係数が低いとはいえないかもしれないですよ。フリンゴを広めて、未知の領域を開拓しまくり、ものすごく実りのある旅をすることだって可能でしょう。ただジャグリングは、「少し特別だけど、特別すぎない」という点で、具合のいい特技なんだな、と思う。EJCだとかIJAだとか、台湾のフェスティバルにしても、シンガポールのフェスティバルにしても、日本の大会にしても、ある程度お膳立てがあるので、不特定多数の「ジャグラー」たちと触れ合いやすい、という利点があるのです。

そういうちょうどよさがあることと、自分自身が10年以上ジャグリングと関わってきた、ということとあいまって、 僕はやっぱり、旅をするにはジャグリングが欠かせない要素として響いてくるんだろうとおもいます。

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◆フジづくり◆ 文・Fuji
第19回 「販促品づくり」

前回は完成させたロゴをタグにプリントし、Coroへ実際に縫い付ける作業をしていました。

今週のお仕事は、前々から話し合っていた販促品づくりに取りかかりました。

まだJuggle Packの名刺カードをつくっていなかったので、そのデザインを改めて決めることにしました。初めはロゴのスタンプをつくって、自分たちがいいと思った紙に一枚一枚スタンプして手づくりしようと考えていたんですが、もらった人がそのカードを見て何をしているものなのかわかりやすくしたほうがいいね、という話になりました。そこで、実際にボールが入ったCoroの写真をカード全体のデザインにして、もらってすぐにどういうものをつくっているのかわかるようにしました。今までは「こんなのつくってます」と説明してもイメージがつかない感じだったので、このカードを渡すだけでスマホでわざわざ調べなくてもいいようなデザインにしました。本当はロゴだけのシンプルなデザインにするつもりでしたが、何のために人の手に配るのかを考えると、「そういうことだな」という考えになりました。また別の機会でつくってもいいと思いますけどね。あとは定期的に写真も変えて、集めたくなるような、いろいろな雰囲気を楽しめるカードにしていみたいなとは考えています!

それに加えて、缶バッチとステッカーも注文しました。缶バッチはたまたまその日までの注文であれば、個数が2倍になるキャンペーンをやっていたので、思い切ってデザインを決めて注文しました。ステッカーもただのシールではなく、少し値段が高めの防水性にして注文しました。今のところ、これらは個々で購入ができるようにするのと、Coroを買ってくれた人にはおまけとしてプレゼントもしたいなぁ、と考えてます。まずはシンプルにロゴデザインですが、今後はいろいろな種類も出したいですね。缶バッジは今月末に届くみたいですが、名刺って早いんですね。2日とかで届いちゃうんですね!

オリジナルのTシャツとかもつくりたいなぁ。練習着や寝巻きにならない、普段着としても使えるデザインで。

by Fuji
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◆デビステのてんぷら◆ 文・きんまめ
18本目 「ペンは棒よりも楽し」(メルマガ第12回)

先週号の編集後記にて「きんまめさんのお話、全然ジャグリング関係ないですね」と言われて、まあ確かに、という自覚症状とともに大学時代の学園祭を思い出すのであった。

筆者が所属していたジャグリングサークルジャグてっくでは、毎年学園祭で大道芸チックなパフォーマンスをする。もちろんステージジャグリングもあるのだが、そちらはあくまでオマケ的な認識であり、屋外で、お客さんに足を止めてもらって、投げ銭をいただく、ということをチームでやる。先輩+新入生の計2-5人で構成されるチームを組み、30分の枠の中で各チーム独自のパフォーマンスを披露する。2日間の学園祭期間で、1チーム2,3回出番が来るタイムスケジュールなのだが、そんな中、両日のお昼の1時間に、Big One Trick、通称ビッグワンと呼ばれる特殊な枠が存在する。

ビッグワンでは、メインのチームパフォーマンスから離れ、個人や上級生だけのチームなどが5分程の持ち時間で何かをやる。成功率が著しく低い高難易度技に挑戦したり、チームパフォには組み込めないようなネタ技、一発技、上級生の息のあったルーチンが見れたりする。要は、なんでもありの楽しい枠、である。めったに電車は来ないけど。

筆者が1回生の頃である。学園祭係の先輩から「ビッグワンの参加者が全然いないので、出てくれないか」と打診を受けた。当時、ジャグ歴はわずか半年。当然チームパフォーマンスの練習でいっぱいいっぱい。チームを組んだ先輩から課されたクラブパッシングのノルマに追われて、オリジナリティなんかを考える余力もない。申し訳ないがここは断ろうかと考えたが、それを封じるように先輩の一言。

「ジャグリングしなくてもいいからさ」

ジャグリングしなくても、いい。なるほど目から鱗だ。それだったらいけるかもしれない。
「ホントにジャグらなくてもいいんですか?」と念を押した上で、じゃあ出ます、と答えた。この答えを今だに引きずっているから、ジャグリングの雑誌で、トイレの神様やカタログギフトや銭湯の話を平然と綴れるのである。

両日とも参加ということで(どんだけ参加者少なかったんだ)、2つの演目を土壇場急ごしらえで組み立てて、練習ナシのぶっつけ本番で挑んだ(結果、両日とも持ち時間を思いっきりオーバーした)。
1日目は、自分の着ていたシャツでテーブルクロス引き抜きをして、失敗して、机が倒れて、倒れた机の中から絵本が出てきて、「モチモチの木」の朗読会を始めた。
2日目は、卒業証書の筒でデビルスティックをしていると、フタが抜けて、中からバトエンが出てきて、それを1人で戦わせて実況プレイをした。「ギガスラッシュ!!!☆に40のダメージィィィイ!!!」

チームパフォーマンスの時よりもイキイキしていたのは、思い違いではない。

青空の下でバトエンを転がした日から、10余年が経った。
観客が読者になっただけで、何も変わっていない。
ビッグワンの持ち時間オーバーの常習犯は今、Ponteに寄稿し続けている。字数制限をオーバーして。

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きんまめ:ジャグてっく元部長。くらいしか経歴がない。デビルスティックをやっていました。同じくビッグワンへの参加打診を受けた他の同期は、ガオガイガーのテーマソングを、歌詞を見ながら熱唱していました。好きなジャグラーはそんな同期です。
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
編集長による査読を経たのち掲載。
掲載の場合は、宣伝したいことがあればしていただけます。
投稿・質問は mag@jugglingponte.com まで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59です。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

-最近本当にチャーハンばっかり作っているので、腕が上がってきました。ついに、冷えてもおいしいチャーハンを作ることに成功しました。電子レンジがない生活を一ヶ月していますが、新しい発見が多くて楽しいです。冷蔵庫すらもない時代の方が、人間ははるかに長かったわけで、お粥とか、チャーハンみたいな、一回で食べきれないご飯に対する対処から生まれた文化ってやっぱり必然的だよな、とか朝と昼用のチャーハンを一度に炒めながら思います。「足りない生活」も、発見係数が高い。

-Coro、早くおおやけに販売したい。もう少しだけお待ちください。Fujiくんがせっせと作ってくれています。

-きんまめさんのパフォーマンスを一度見てみたい。というか、そもそもきんまめさんのジャグリングを見たことがないので、見てみたい。

-そうそう、以前淡路島のサーカスフェスティバルを取材したときにお会いした、徳島のジャグラー、しおんさんにお誘いを受けて、4月6日に、徳島のジャグリングフェスティバルにお邪魔することになりました。
こうやってまた、ジャグリングの旅をできるのがうれしいです。
レポートも、ここか、どこかで書こうと思っています。どうぞお楽しみに。
【ジャグリングサークル シアオ公式ブログで編集長のことをご紹介いただきました】
https://ameblo.jp/juggling-shiao/entry-12447548441.html

また来週。

PONTEを読んで、なにかが言いたくなったら、mag@jugglingponte.com へ。

発行者:青木直哉 (書くジャグリングの雑誌:PONTE)

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