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ジャグリングがつなげるもの 欧州ジャグリング紀行2018 memory no.21

いよいよロンドンを出て、アゾレス諸島へ向かう。アゾレス諸島はアメリカとヨーロッパの間にある小さい島々である。メインの島、サン・ミゲル島に行く。
案外飛行機はたくさん出ている。「アゾレス諸島」という名前はまったく聞いたことがなくて、イメージが湧かない。きっとこんな時期にそこへ行く人はジャグラーだけなんじゃないかな、と思っていた。
しかし蓋を開けてみれば、サン・ミゲル島行きの飛行機に乗る人々の9割ほどがジャグリングとは関係のなさそうな人たちだった。もちろん間違いなくジャグラーも混じっているが、その他大勢は、まぁどう見てもジャグリングの大会に行く人達ではない。

ロビーで待っていると、日本から便を乗り継いできたたろりん君が現れた。
彼は、日本から何カ国も飛行機を乗り継いで、ここロンドンまでやってきて、最後に乗るアゾレス行きの飛行機がたまたま一緒だったのだ。
少し久しぶりに知っている日本人に会うので、やはり嬉しかった。たろりん君は、なぜか機内食が出てこなかった、と言って嘆いていた。
彼が持っていたポンドで、一緒にサンドイッチやりんごを買い、僕らは飛行機に乗りこむ。