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=== PONTE Weekly ==========================================
週刊PONTE 2018 vol.2 (通算第2号)2018/11/19
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PONTEは、ジャグリングで新しいことをする人のための、
人と人を「つなぐ」雑誌です。
おのおののジャグリングとの向き合い方、
考えていることを読むことができます。
紙雑誌、Webマガジン、そしてメールマガジンと、
さまざまな媒体で読者を広げています。
週刊PONTEは毎週月曜日、jugglingponte.comが発行しています。
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◆Contents◆

・ジャグリングがつなげるもの Weekly 第2回「欧州ジャグリング紀行2018 memory no.2」

・フジづくり by Fuji 第2回「浅草橋のレザーショップめぐり」

・たまむすび 第1回「PONTEとのつながり」

・寄稿募集のお知らせ

・編集後記

・編集長の裏雑記

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◆ジャグリングがつなげるもの Weekly◆ 文・青木直哉
第2回「欧州ジャグリング紀行2018 memory no.2」

アブダビ経由で、パリのシャルル・ド・ゴール空港に着いた。
さてさて、始まるぞ、という気分だ。
到着ロビーを出てしばらくコンコースを歩き、エスカレーターを降りて、鉄道駅まで向かう。
まず、パリ市内にあるボーシィという名前の駅まで行く。そこからリヨンへ行く長距離バスが出ているのだ。
しかしいざ券売機のある広場に出てみると、なんだか人溜まりがたくさんあって、悪い予感がする。近くまで行って確かめてみると、その人だかりは、券売機に並ぶ人たちだった。券売機が故障しているのだ。しかも、数十台もあるうちの半数近くが。
じっくり見回して、並ぶよりほか、しかたがないことを確認する。僕は半分困り、半分嬉しくなり、あぁ、ヨーロッパに来たなぁ、と思う。

日本でだって券売機の前に列ぐらいできる、とお思いでしょう。いや、ヨーロッパにいると、その頻度が違うんです。
なんだか嫌な予感がするなぁ、と思ったとき、だいたいにおいてその予感は的中する。
この電車、次の接続に間に合わないんじゃないかなぁ。そう、間に合わない。あれ、電車が3時間遅れるなんて、本当かなぁ。本当です。まさかこのタイミングで、車掌さんはドアを閉めないだろうね。断固、閉められます。
これからこの旅行記にも度々そういうことが出てきます。どうぞお楽しみに。
一応そういうことも見越しておいて、僕はリヨンに向けて乗る長距離バスは、かなり遅い時間のチケットを取っておいた。
結果、予定より数時間遅くボーシィに着いて、案の定、ちょうどいい時間であった。
バス停に着いてから出発までは、1時間あった。駅に併設された大きな待合所で、カフェもあった。半日飛行機に乗ってきた身体を整えるため、トイレに入って(0.7ユーロ払った)顔を洗ったり、コーヒーを飲んだりして過ごした。
リヨンに行くのは、今回が初めてだ。しばらくしてバスに乗り込む。

車窓から空を眺めたとき、ふと、空が広いな、と思った。
僕は考える。「ヨーロッパは、空が広いな。日本とは違うな。」
しかし、また考える。僕が自国の空を狭いと感じているのは、単に他ならぬ首都圏の横浜で育ったからだ。もし北海道で育っていたら、もしかしてフランスのパリのようなところを「空の狭いところだ」と感じるのかもな。僕は横浜を、日本の標準だと思っているんだよなぁ。
そして、よく考えてみろ、果たして横浜市のどれぐらいの範囲を、僕は見たことがあるというのか?
横浜のことだって、本当は全然知らないのだ。
僕は難しい顔をして、思考を止めて、広い空と、そして石畳を目で追いはじめた。その瞬間、細かい事象の区別などすべて忘れ、嗚呼、フランスだなぁ、と微笑みながら、また素朴な感慨の世界に戻っていた。

リヨンにはあっという間に着いた。地図で見ると随分遠いようだが、ものの6時間ほどである。
ナッツ盛り合わせをもぐもぐ食べていたら、となりの男の子が「アレルギーがあるから、食べるのをよしてくれ」とすごく困った顔で言い、その5分後に嬉しそうに、キットカットを分けてくれた以外は、特に言うべきこともない行程だった。
リヨンの駅では、エロワさんという人に車でピックアップしてもらうことになっている。エロワさんとは面識がない。はたしてどんな人なのだろうか。向かうはいよいよ、今回最初のコンベンション、フレンチ・ナショナルだ。

(第3回へ続く)
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◆フジづくり by Fuji◆ 文・藤本幸生
第2回 「浅草橋のレザーショップめぐり」

どうも、Fujiです。

前回の記事で、青木さんと浅草橋のレザーショップに行ったよ! のお話の続きです。
浅草橋駅での集合時間は12時半。それまでの間、せっかくならまだ行ったことがないお店も確認しておきたかったので、一人「浅草~蔵前~浅草橋」にある革屋さんを巡ることにしました。浅草橋は今までに数回行ったことはありましたが、その近くの浅草や蔵前にある革屋さんには行ったことがありませんでした。
ただ、集合時間までそんなに時間があるわけではなく、浅草に着いたのが10時半ごろ。2時間というタイムリミットのなか、いくつお店を見て回れるかが勝負でした。事前調べではだいたい駅周辺にかたまってお店があることを知っていたので、電車やバスで移動すれば楽なはずでした。ただ、街並みを見て歩きたかったのと、なにより交通費がもったいない…笑。
限られた時間のなかで気になるお店をどれだけ見て回れるか。結局のところ移動は常に走ってました。笑
「浅草」に着いて早々、平日にも関わらず駅は外国の方であふれ、改札を出て地上に上がればスカイツリーが近くに見えました。そんな光景を横目に目的の店まで走りはじめました。革屋さんエリアは駅から少し北上した離れた場所にあります。浅草では4店舗、見ることができました。
『フジトウ商事』→革の種類が幅広く、大判の革を多く取り扱ってる。2階の展示エリアは見ているだけでワクワクした!
『久保柳商店』→他店にはないようなオリジナルの柄の革が多くあった。店頭にはアウトレットのレザーがあり、ハギレの詰め放題もあった。
『ひうちや燧商店』→マンションの一階にお店があるような感じで、小さな店舗には刻印をはじめとする革用工具が豊富にあった。
『マモル』→革というよりは靴用の資材が豊富なお店。ただ、店頭や入り口付近にはレザーのハギレが売られていた。
個人的なオススメは『フジトウ商事』です。
そして…蔵前に向けて走り出す。

by Fuji

(第3回へ続く)
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◆たまむすび◆ 文・板津大吾
第1回「PONTEとのつながり」

PM Jugglingというプロジェクトでものづくりをしている板津です。35歳でジャグリング歴は20年ほど。ハイパーヨーヨーに熱中し、そこからジャグリングに流れた世代です。いまは1歳の息子の父親でもあります。ここでは僕が体験してきたジャグリングの良さや、そこから学んだことなどを、息子に残す感覚でつづっていけたらと思います。

今回はこの、PONTEとのつながりについてです。

PONTE編集長の青木くんとは5年ほど前にEJC2013(フランス)の会場で出会いました。帰国後「紙のジャグリング雑誌をつくりたい」と、時代に逆行したことを目指す青木くんに惹かれ、僕も編集部員としてお手伝いさせてもらうことに。実際に紙にして販売するための最初のシステムをつくったり、自分の連載を書かせてもらったり。

特に自分にとって大きな資産になったのが、いろんなインタビューに同行させてもらったことです。ディアボロのTony(編集部註:トニー・フレバーグのこと)に対面でインタビューする日が来るなんて、ジャグリング小僧だった昔の自分には考えもしなかったことでした。僕一人ではありえない場にたくさん居させてもらったし、そこで感じた色々なことが、いまのPM Jugglingの活動にも間違いなくつながっています。

その後、ややぼんやりとした活動になりつつあったPONTEですが、初心にかえる意味で、青木くんの一人体制に戻りました。いま僕は、PONTEの活動は個人的に応援しつつ、逆に青木くんにPM Jugglingに加わってお手伝いしてもらったりしています。2人で熱中して話しているときは、それぞれのプロジェクトの区別はあまりありません。ジャグリングのことに関して、僕が最も信頼して話せるし、話してきたのが青木くんです。性格は違うけど大切にしているものが似ているんだと思います。

好きなことを通じて、同じように熱狂できるって、幸せなことですね。

(第2回へ続く)
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◆寄稿募集のお知らせ◆

週刊PONTEに載せる原稿を募集します。
800字以内でお書きください。
テーマは、あなたが今、ジャグリングと少しでもかかわりがあれば、なんでも大丈夫です。
編集長による査読を経たのち、掲載。
掲載の場合は、もし宣伝したいことがあれば、どうぞ。
御投稿は、mag@jugglingponte.comまで。
締め切りは、毎週金曜日の23:59。

◆編集後記◆ 文・青木直哉

欧州旅行記ですが、書いてみたら2週間で2日分しか書いていない。果たして45日分の旅行記が来年の夏までに終わるのか。次週以降は、もう少し多めの分量書くつもりです。そして今回から、PM Jugglingの板津大吾さんが加わってくれました。彼は人を驚かすのが好きで、今回も何の前触れもなく原稿をいきなり送ってきました。とても嬉しい原稿でした。まだ対等には話せない息子のため、「父ではない時の」自分の今の姿を書き残しておく。これは、多くの人にとって面白い視点だと思います。どうぞ、お楽しみに。
Fuji君とも、この革の一件だけではなく、相変わらず、週3日くらい会って色々とこれからの下準備をしています。少しずつ各種媒体で公表していけたらと思っています。そしてそして、来週から、また一人、新しい執筆者も加わる予定です。
もちろん、そこのあなたの、「一発寄稿」だってなんだって大歓迎。
今週も、読んでくださってありがとうございます。
ご意見、ご感想、一言コメントまで、なんでもmag@jugglingponte.comに投げちゃってください。

◆編集長の裏雑記◆ 文・青木直哉

えー、じきに終わりなんですが、もう少し、書かせてくださいね。
飲み会が終わって、帰り際に電車に乗って別れるまでの、ハイテンションな話みたいなものだと思ってください。

まぁ、こういう場をですね、僕は非常に楽しんでおります。なぜかというに、変な言い方ですが、これを読んでくださっている方は、きっと僕の発言に何かしら関心があるはずだ、と健全な希望を持てるからです。関心がある人に向けて具体的な言葉を投げることができる、というのは、いいですよ。インターネットが持つ過剰な広大さの一部を、きちんと好ましい形で切り取れたようで、無性に嬉しくなってしまいます。ご登録、本当にありがとうございます。

そうそう、先日、PONTEのTシャツ宣伝用の写真を、Fuji君と一緒に撮ってきました。
こんな季節にTシャツもないだろう、と思うんですが、これから暖かくなるまで待っていたら、たぶん永遠にやらないだろうと推察し、敢行しました。まあ、やってみたら、案外問題なかったですね。Fuji君自身も撮ったし、もうひとり、女性の方も撮った。いや、今までにやらなかったことで、非常に楽しかったです。
で、みなさん、外出する時の荷物って、どれぐらいお持ちになりますか?
僕、悩みがあるんですよ。
それは、重すぎる荷物を持っていることで、生活に支障が出ている、ということです。
僕はいつでも10キロ弱あるカバンを抱えています。
写真撮影があった日、撮影のあと寝不足だったこともあって、ついに、疲弊して街中のベンチで一時間寝てしまったんですね。
別に初めての経験じゃないんですが、さすがに嫌だなぁ、と思った。で、原因はやっぱり重いカバンにあるような気がしたんですね。それで、今カバンの中身をどう少なくするか、かなり真剣に考えています。(モノを持ち歩かない方にとっては喜劇でしかないと思うんですが、いや、本当に、真剣に悩んでるんですよ)
そして荷物のことを考え始めて最終的に行き着いたのが、「スケジュールが全然まともに整理できていないから」ということでした。というのも、僕の荷物が重い原因は、語学書やパソコンや、もしかしたら必要になるかもしれないもの(カメラとか、旅行のことが書いてある以前の厚いノートとか、数冊の読みたい本とか)を、「とりあえず」持ってしまうからなんです。で、結局それらの8割は取り出しすらもしないんです。わかってます。しかし依然として、それらが無い状況には、耐えられない。なぜか。それは、「それらに取り組むべき時」が具体的に決まってないからなんですね。だから、「まぁ、やろうという気になったのにやれないのも嫌だしな」と思ってつい「とりあえず」いろいろ持ってっちゃうんですね。
断固、「これはこの時間にやるのだ」ということをあらかじめ決めないといけないですね。
あとは、本当は、取り組むことの量を減らしたい。切に。
でも、やっぱりこればっかりは性分で、ダメみたいです。いつまでたっても、一度にいくつものことをやろうとしてしまいます。このメルマガだって、唐突に、毎週やる! なんて言って、始めちゃいましたからね。いや、とてもよかったと思いますよ。本当に。

だからね、やることが多い分、決断を早くしたいな、と思いますね。…ね。
まぁ、こんなことをつらつら考えて書かないと整理できないぐらいだから、それも難しいんだろうな。

また来週。

<END OF THIS ISSUE>

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<参考にどうぞ>
紙のPONTE、最新号発売中です。通信販売、しています。

横濱ハッピーターン

ジャグリングの郵便箱(noteに移行しました!編集長は、ここで毎日文章を書いています。)
https://note.mu/jugglernao

PM Juggling (手作りジャグリング道具のお店。プロも愛用するハイクオリティ!)

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○電子メールマガジン「週刊 PONTE」2018/11/19
発行者:青木直哉 (書くジャグリングの雑誌:PONTE)
電子メール info@jugglingponte.com
HP http://www.juggligponte.com
Twitter https://twitter.com/jugglingponte
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