第7便 (2018/12) シドニーのジャグリング・バスキング事情

こんにちは。オーストラリア滞在中(編集部註:この原稿は12月に執筆されたもので、2018年1月現在、芹川さんは日本に戻られています。編集部都合で掲載が遅れてしまいました。)のエクストリーム芹川です。4月から連載させて頂いているワーホリ×ジャグリングも今回で最終回になります。最後はオーストラリア最大の都市シドニーのジャグリング事情をレポートしていこうと思います。

ハーバーブリッジの下から見たオペラハウス

シドニーについて
オーストラリア最大の人口(500万人以上)を誇り、観光客はもちろん、留学生からの人気も高い都市です。オペラハウスやハーバーブリッジといった有名な観光名所があります。
2018年11月、私の住んでいるブリスベンでは悪天候が続きバスキングが出来なかった為、思い切ってシドニーに行ってみることにしました。ブリスベンからシドニーへの移動手段は飛行機が主流ですが、電車やバスを使っても行くことが出来ます。シドニーでバスキングをしようと思っていたので荷物も多く、飛行機だと金額が高くなってしまうため電車(片道65ドル)を使うことにしました。移動距離は900km以上あり、約16時間の長旅です。車窓からは美しい広大な大地と、野生のカンガルーや野ウサギ(オーストラリアでは外来生物として有名)の姿を沢山見ることが出来ました。

シドニーのジャグリング練習会「Newtown Jugglers」
人口500万人越えの都市というだけあって、ジャグラーも沢山住んでいます。今回、私は滞在期間中にNew Town Jugglersという練習会に参加してきました。毎週水曜日にシティから電車で10分ほどのNewtownという場所で開催されています。練習会には10人ほどのジャグラーが集まっていました。昔教会として使われていた場所を練習に使っているそうです。主催はクラブジャグラーのJulian。彼はパッシングが大好きで、複雑なカウント数でのパッシングや、テイクアウトを混ぜたパッシングを教えてもらいました。WJFにも出場していた世界的に有名なトスジャグラーのKennyも参加していて、一緒に3up360°バランスを同時に成功させようとしていたらあっという間に時間が過ぎてしまいました。練習会後は近くのカフェに集まって、深夜まで和気藹々とジャグラー同士の話で盛り上がりました。毎週恒例らしく、シドニーのジャグラー達の仲の良さを感じました。


(動画:Kennyとの練習動画)

Newtown Jugglersのfacebookページ

シドニーのバスキング事情
シドニーには主に2つの区分のバスキングライセンスがあります。シティ圏内とダーリンハーバーという区域で、それぞれ管轄が異なります。シドニーのシティ圏内のバスキングライセンスは市役所に行ってお金を支払えばバスキングのライセンスを取得することが出来ます。私は滞在期間が短かったので、10ドルで3か月分のライセンスを申請しました。オーディションや説明会に参加する必要も無く、申請用紙を記入して窓口でパスポートを見せて顔写真の撮影をするだけで手続きが完了し、20分ほどでライセンスを発行してもらうことが出来ました。ダーリンハーバーのバスキングライセンスは年に一度のオーディションに合格する必要があるそうで、大きなサークルアクトを行うバスカーは皆ここでショーを行っています。

発行されたバスキングライセンス。可能な場所が印されたマップも貰えました

シドニーでバスキングに挑戦
私が取得したスタンダードライセンスだとサークルアクトを行ってはいけないルールになっていたので、常駐スタイルで挑戦してみることにしました。場所はピットストリートモールという、人通りが多くバスカーの人気も高いショッピングモールです。他の場所とは違い1時間までというルールがあります。1時間帽子を置いてクラブを投げ続けた結果、平日の夕方だったにも関わらず40ドルほどチップが入りました。ここでサークルアクトが出来ればもっと稼げるのに…と思いながら終了しました。(実際はサークルアクトを行っているバスカーもいるそうです)

Pit street mallで入った投げ銭

シドニーのバスカー達
年末のシドニーは多くの観光客でにぎわうため、オーストラリア中からバスカー達が集まって来るそうです。ダーリンハーバー区域に行くと、プロバスカー達による大規模なショーを見ることが出来ました。ニュージーランド在住でプロのパフォーマーとして活躍している日本人のKozoも年末年始はシドニーでバスキングを行っていて、彼のファイヤーショーはとても盛り上がっていました。

ダーリンハーバーでのKozoのショーの様子。写真に納まりきらないくらい大勢の観客がいます

まとめ
私のオーストラリアワーホリも終了したため、今年4月から連載させて頂いたワーホリ×ジャグリングも今回で最後になります。今まで読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
私はジャグリングというスキルがあったからこそ、海外でも沢山の友達が出来て、バスキングでお金を稼ぐことが出来ました。そして何より、自分の人生の中で最も挑戦した1年になりました。
この記事がきっかけで、少しでも海外に興味を持ったり、実際に海外のジャグリングイベントに参加する方がいたら幸いです。絶対楽しいですよ。
最後に、声を掛けて頂いたPONTE編集長のNaoyaさんにこの場を借りてお礼申し上げます。

1年住んだブリスベンにて最後のバスキングショー後に撮った記念写真

おまけ
2019年のオセアニアはジャグリングイベントが目白押し!
日程の分かるものをまとめてみました。1月~2月にオセアニアをジャグリング旅行するのはいかかがでしょうか。
1月9日 Capital Fight Night(キャンベラ)
1月17日~21日 Spin Circus Festival (メルボルン)
1月25日~28日 Newcastle Juggling Convention(ニューキャッスル)
1月31日~2月4日 New Zealand Juggling & Circus Festival (ニュージーランド)
4月25日~28日 Adelaide Juggling Convention(アデレード)


芹川さんご自身のブログはこちら。

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