第94回「けん玉のバラエティとジャグリング道具の選択肢の乏しさについて」

こんな動画を見ました。

けん玉が世界で流行っています。
もはやジャグラーならば割と知った事実だとは思います。
実際にこうやって楽しんでいる人をまじまじと見てみると、この人たちにも「同じ道具を通した連帯感」のようなものがあるんだなぁ、と思います。

興味がわいたのでKendama USAのホームページを見てみると、けん玉って今、いろんなデザインがあって、むしろもはや道具選びが楽しい、というようなところがあるんですね。

ジャグリングだと、実用性で選ぶことが多いような気がします。
もちろん色とか、デザインとか、多少は気にしますけど、なんだかんだで少ない選択肢の中で特に不満を持たずに選んでいる人が多いんじゃないかという感じがします。

けん玉になぜこれほどバリエーションができるのか考えたのですが、たぶんもう規格が決まっているために、あと工夫できることが外見に絞られてくる、というような事情もあるのかもしれません。(ま、でも、ジャグリング道具でも同じか…)

ジャグリング道具の色、サイアクだよね、とジェイ・ギリガンが長らく発言しています。
スケートボードとか、たとえばあんなにカラフルでいろんなものがあるのに、マジでなんなんだよこの色、と、本気で愚痴をこぼしています。
(ジェイって、ちょっとスティーブ・ジョブズを彷彿とさせるんだよね)

みてくればっかり気にしているのは邪道だ、と考える人もいるでしょう。
けど、けん玉の多様な「コレクション」の幅をみていると、もっとジャグリングをファッションアイテムとして楽しむ方向性があっていいんじゃないかな、という気もしてきます。

持ち歩き方ひとつにしても、ぴったりの大きさのケースを作るとか、いろいろ考えられるはず。
そういうプロジェクトを立ち上げるのも、面白そうだな。

文=青木直哉


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