第53回「演技について少し思ったこと」

桜木町の街を歩きながら、アメリカのジャグラー、ダン・ホルツマンがホスティングをするポッドキャスト、”Drop Everything”で 、Thom Wall(トム・ウォール)が出てくる回を聞いていた。

Thom Wall on Drop Everything with host Dan Holzman
https://itunes.apple.com/il/podcast/drop-everything-dan-holzman/id1063204159?mt=2

トム・ウォールは、現在来日中のジャグラー。
シルク・ドゥ・ソレイユのTotemに出演している。(別のジャグラーと二人で同じ演目を担当している)ジャグラーTOP40にもよくランクインする、人気のジャグラーである。公式ページを見ると、Totemに出るのは2月中だけのようですが。

ポッドキャストの中で彼(とダン・ホルツマン)が、レセプションパーティなどの場でジャグリングだけやっても、人の注意を引きつけることができないんですよねと、言っていた。
そこでトムは代わりに、ワインボトルを頭に乗っけて会場を歩きまわることから始めるようにした、という。

ははぁ、と、そこで演技について考えた。
「私を見てもらうにはどうしたらいいか?」という考えが加わると、「誰に見てもらいたいのか」「本当は何を見てもらいたいのか」というような視点が加わる。
そのあたりから考え始めてみるのは、演じる側にとっても好都合なような気がしたのである。

彼のブログで、いくつか演技を作るためのメソッドが紹介されていて、これが非常に面白かった。
技のための技への欲求で凝り固まってしまう“Juggler brain”について、どうほぐしていくかの言及もあります。
http://thomwall.com/act-creation-method-3-the-pixar-method/

文=青木直哉


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