第49回「煮詰まったら、とりあえずなんでもいいから走ってみるととってもいいのは、ひとえに、新しいアイデアとランニングには何の関係も無いからである」

だんだん暖かくなってきました。
まだまだ日によって差はありますが、日中、陽が出ていると、首都圏では比較的ぽかぽかです。
外で走ったりジャグリングをしていると、気持ちがよい。

TRANSITという雑誌の最新号で、メンタリストのDaiGoさんが『脳を鍛えるには運動しかない!』という本を紹介していました。
実感としては、そんな感じもします。きっとこの本を読めば実感を裏付ける科学的なデータがたくさん載っているのでしょう。(読む気はありますが今の所読んでいません)

旅も運動のうちだ、とDaiGoさんは言う。
それもそうかもしれない。走っている最中や、訪れたことのない場所でものを見ている時など、新しい考えが浮かぶことは多い。グエル公園なんか、よかった。何でもない台湾の道も、よい。クロアチアの海の岩の質感なんかも、いい。

そういえば最近夢が妙に長い。
長いし、その中で「新しい発見の感覚」を味わっていることがよくある。「あっ、そういうことね!」と夢の中でうんうん思っている。
起きると、その微かな味わいだけが残っていて、具体的に何がブレイクスルーだったのかは全く思い出せない。

外的な刺激が自分を変えることが多い、ということを見逃すと、いやなループに堕ちていってしまうことがよくありますね。
変わらなきゃ変わらなきゃ、と思うだけで、結局変わらない自分に嫌気がさして、ますます変われなくなっていく。
早起きをしよう、とか、顕著です。

走るのは面倒くさいですが、帰り道では何かしらすっきりしていることが多いので、やっぱり「有無を言わさずちょっと汗をかくくらいの運動をする習慣」が付いていると、いい。

おもしろいことを思いつこうと思ったら、たぶん何にもそれと関係のないことをするのが一番いいんじゃないかと思います。
根拠はさしてないですが、そんな気がします。

昨日観た『フルメタル・ジャケット』の最後のミッキーマウスのマーチは、とても印象的だったなぁ、という記憶は、3日後くらいにぱっと生かされるかもしれない。

文=青木直哉


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