カテゴリー: エクストリーム芹川のワーホリジャグリング in オーストラリア

第4便 (2018/9) オーストラリアのコメディアンジャグラーMichael Connel

ワーホリ×ジャグリング第4便ということで、今回は私がオーストラリアで出会ったコメディアンジャグラーMichael Connelを紹介します。

Juggler vs Gravityにて宇宙からやって来たMichael

Michael Connel プロフィール

メルボルン出身 ブリスベン在住
ジャグラー、コメディアンとしてオーストラリア各地で活躍中。サーカス学校での指導も行っている。2011年にはオーストラリアの才能発掘バラエティショー、”Got Talent”にも出演。

私は2018年2月にQueen Street Mallで行われたバスキングライセンスのオーディションで彼に出会いました。

その後、彼のYouTubeチャンネルを見てコメディアンであることを知りました。オーストラリアのジャグリング、バスキング、サーカス関係者で彼を知らない人はいません。

2018年7月14日にThe Sideshow West End(ワーホリ×ジャグリング第2便参照)にて彼の新作ショー「Juggler vs Gravity」が公演されました。

観客の子供とジャグリングしている様子

ショーは約45分。子供向けで、前列には子供用のスペースが設けられていました。宇宙らしいBGMと共に、宇宙からやって来たMichaelが登場し、ショーが進んでいきます。

彼の特徴は何と言っても、コメディアンならではのトークスキル。彼の口からは次々とジョークが飛び出し、大人も子ども関係なく観客を笑いの渦に巻き込んでいました。

観客の使い方も素晴らしく、私も学ぶことが多くありました。中でも私が面白いと思ったのは3ボールカスケードをしながら観客が言った動物の真似をするといったもので、表情や動作の細かいところまで似せていて即興とは思えないクオリティでした。

ジャグリングスキルも素晴らしく、一輪車に乗りながらのジャグリングや、低い天井での3クラブバッククロス(2回転)がとても安定していました。

ゴリラの真似をするMichael

また、8月20日にブリスベン市内で開催されたFast&Looseというパ、フォーマーが集まり各々がショーを披露し合うイベントにて、再びMichaelのショーを見る機会がありました。Juggler vs Gravityとは違って大人向けで、ブラックジョークを交えたトークで観客を笑わせていました。

Fast&LooseでのMichael

Michaelは元々ジャグラーではなく、10代の頃からコメディアンとしてトークだけでステージに立っていたそうです。その後トークにジャグリングを組み込んで現在のスタイルに至っているとのことでした。ジャグリングがきっかけで大道芸を始めトークを磨く人は沢山いますが、彼の場合は逆です。また、観客を一人でも不快な思いにさせないようなトークを常に心掛けているとのことでした。そういった背景から、彼のショーは老若男女問わず、自然と笑いが起こり、皆に愛されているんだなと感じました。

Michaelと筆者とマジシャンAaron

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第3便 (2018/6) ブリスベンに生きるバスカー達

 

●はじめに

私は2018年1月から、オーストラリア第3の都市ブリスベンにて、バスキングをしながら生活しています。(上写真のパフォーマーは筆者)

バスキング(Busking)とは、日本でいう大道芸のことです。バスキングを行う人のことをバスカー(Busker)と言います。バスカーは路上で芸を披露し、観客から貰う投げ銭を収入にしています。

日本ではまだ合法的に行える場所は少ないですが、オーストラリアではバスキングが合法的に仕事として認められており、路上で様々なバスカーを見つけることが出来ます。

今回の記事では、私が実際にバスカーになって気付いた、ブリスベンのバスキング事情をレポートしたいと思います。

 

●バスカー紹介

まずは、ブリスベンの中心にあるショッピングモール、Queen Street Mallのバスカーを紹介していきます。

 

●Aaron(マジシャン)

爽やかな笑顔でカードとカップの演技を得意とする現役大学生マジシャン。
私はいつも彼と交代でバスキングしています。2018年6月現在、Queen Street Mall内でサークル形式(観客を囲んでショーを行い、最後に投げ銭を貰うスタイル)のバスキングを行っているのは彼と私だけです。

 

●Konstantin(バイオリン)

アルゼンチン出身のイケメンな彼。ブリスベンシティに住んでいる人なら誰もが彼のことを知っています。

モール内を歩いていると彼の奏でる心地よいバイオリンの音色が聞こえてきます。彼は10歳の頃からバイオリンの演奏を始め、同時にバスキングを始めたそうです。彼の弟、Nikitaもまたバイオリンのバスカーで、兄弟で交代しながら演奏しています。

Konstantin のインスタグラム : https://www.instagram.com/musickonstantin/

●Wayne(バルーンアート)

彼はブリスベンの人々から、Mr.Balloon manという愛称で親しまれています。

朝から晩まで1日中バルーンアートの販売を行っています。なんと驚くことに、20年以上のキャリアがあるそうです。彼の作ってる作品はどれもマジックでペイントされており、可愛い作品ばかりです。中でもスパイダーマンは子どもたちから人気のようです。モール内には彼の作ったバルーンを持ってニコニコした子供たちが沢山歩いています。

 

●Jared (スプレーアート)

彼もまた、20年以上のキャリアがあるそうです。彼の描く絵はCGのような画風から油絵のような画風まで様々な種類があり、スプレーだけで描かれているなんて信じられません。

彼の作品は自身の公式HPからも見ることが出来ます。

続いて、シティからブリスベン川を渡って南側、South Bank Parkのバスカーです。

 

●Stuntman Jim(ジャグラー)

South Bank Parkの広場に行くと、本格派パフォーマーのバスキングを見ることが出来ます。

ブリスベンを拠点にしている彼は20年以上の芸歴があり、オーストラリアのGot Talent (編集部注:イギリス発祥の審査型バラエティ番組) にも出演したことがあるそうです。小さな自転車に乗りながらのナイフジャグリングや、高い一輪車に乗りながらのハイレベルなファイヤージャグリングは圧巻です。

次に、路上で出会ったバスカーを紹介します。

 

●Sandro(ミュージシャン)

毎日夕方5時を過ぎると、King George Square前は彼のライブステージに変わります。

イタリア出身の彼は、ピアノ、ギター、ドラム全ての楽器を演奏し、そんな彼の父は音楽学校の創設者だそうです。私の友達は彼のことを「ブリスベンのエド・シーラン」と呼んでいます。私も彼のギターの弾き語りが大好きで、バスキングが終わった後いつも聴き入っています。

 

●Mat(ジャグリング)

私がブリスベンに来て初めに出会ったバスカーです。

路上でよく見かける彼は、かなり使い込んだビーンバッグ3つでカスケードとリバースカスケードを繰り返しながら何かを喋り続けています。やっていることは大したことではないのに、不思議と彼の帽子には次々と投げ銭が入っていきます。早口で何を言っているのか分からないのですが、彼を見ていると何故か心がほっこりします。

娘が小さい頃、一緒にサーカスを見てカスケードの練習をしたことがきっかけで、2年前からバスキングを始めたそうです。私がブリスベンに来た頃、彼にバスキングが出来る場所を尋ねたところ、丁寧に紙に書いて教えてくれました。それ以来、会う度に立ち話をして、人柄の良さを感じ、一緒にバスキングをする仲になりました。最近は4ボールファウンテンに挑戦したいそうです。

●ブリスベンでバスキングをするには

基本的に路上は一部区域を除きどこでもバスキングが可能です。

しかし、ブリスベンの中心で最も人が多く集まるQueen Street MallとSouth Brisbane Parkではライセンスが無いとバスキングをすることが出来ません。

Queen Street Mallのライセンスを取得するには、2か月に一度開催されるオーディションに合格する必要があります。

オーディションの制限時間はたったの3分で、審査はかなり厳しいです。私が受けた際は約70組がエントリーしていましたが、合格したのはわずか2,3組でした。

ライセンスが発行されるとQueen Street Mall内ならいつでも好きな場所で自由にバスキングを行うことが出来ます。ただし、アンプと火気の使用は禁止されています。

違反をしない限り更新が可能で、再度オーディションを受けることなくライセンスを維持することが出来ます。

South Brisbane Parkでは、管轄に申請料を支払うことで3か月のライセンスを取得することが出来ます。どちらの区域も、バスキング内容によっては受理されない場合がるようで、私の友人はアートの販売を申請しましたが受理されなかったそうです。

これらのライセンスが必要な場所は常に安定した人通りがありますが、それ以外の路上は曜日や時間帯によってかなり変動があるためバスキングが難しくなります。

そうした背景から、ライセンスを持っていない又はアンプを使用したいバスカーはQueen Street Mall周辺の路上でバスキングをしています。

中でもKing George Squareという駅の前は人通りが多い為、夕方はバスカー達による場所の奪い合いになっています。また、ライセンス必要区域内にて無許可でバスキングをしているのが警備員に見つかると、罰金を取られるそうです。

実際に過去に罰金支払ったバスカーに話を聞きましたが、驚くほど高い金額でした。

ブリスベンに限らず、オーストラリアの主要都市ではオーディションに合格するか申請料を支払って説明会に参加することで合法的にバスキングを行うことが可能です。

 

●ブリスベンでバスキングをやってみよう

バスキングが終わると声を掛けてくれる人が沢山います。そこでコミュニティーが増えるのもバスキングの魅力の一つです。

そうして出会ったうちの一人、日本からワーホリで来たアキラ君。彼は不幸にも数日前に財布を盗まれ、次の仕事が始まるまで生活するお金が無くて困っている様子でした。ドラムが特技だったので「バスキングやってみたら?」と提案したところ、翌日には近くのレストランのオーナーに交渉して掃除用のバケツをゲット。早速バスキングにトライしてみました。

彼のドラム技術は見事で、初めて叩くというバケツでも全く問題ないようでした。1時間挑戦すると16ドル、さらに粘ったところ一晩で100ドル近く入り、無事に次の仕事にたどり着けたそうです。まさに、芸は身を助けるといったところです。

 

●まとめ

現状、ブリスベンのバスキングは他の都市に比べて難しいようです。

まず、ライセンス取得の難易度が高いこと。

メインストリートであるQueen Street Mallのオーディションは2か月に1回しかないため、新規参入が難しいこと。

また、街全体として坂が多く、道幅も狭いためバスキング出来る場所が少ないこと。

ビジネス街で観光客が少ないため、人が止まりにくいこと。

などが理由として挙げられます。
バスキングのスタイルにもよりますが、事実、過去にブリスベンで活動していたバスカーがメルボルンやシドニーに行ってしまった例が沢山あるそうです。

しかし、長いキャリアを持ち市民から愛されているバスカーも多いことから、この街に適応したバスカーのみが生き残っているようです。

ジャグラーなら誰もが一度は意識するバスキング。日本ではまだまだ認知度が低く、始める難易度も高いですが、ストリートに出るという行動はとても良い経験になります。

オーストラリアに来た際はバスキングを見て楽しむ。

 

そして、ジャグラーなら是非バスキングをやってみると良いと思います。

ブリスベンバスカー達と

 

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第1便 (2018/4) Spin Circus Fest 2018レポート

2018年1月18日~22日、オーストラリア第2の都市メルボルンにて開催されたSpin Circus Fest (Spinfest 2018) に無計画弾丸ツアーで参加してきたので、レポートしたいと思います。

Spinfestは、2010年より毎年開催されているサーカスイベントです。ジャグリングはもちろん、ダンスやヨガ、アクロバットなど様々なジャンルのパフォーマーが集まります。

チケット手配

以前からこのイベントの存在は知っていたものの、語学学校だけで精一杯だったため、よく調べもせず参加を諦めていました。

参加を決めたのは、既にイベントが始まって1日目の夜のこと。チケットは$250(全日参加・大人料金)と少々高めでしたがまだ間に合うと思い、速攻でチケットとメルボルン行きの飛行機を手配、翌日の語学学校は無断欠席しブリスベンからメルボルンへと飛び立ちました。

会場までのアクセス

メルボルンに着くと気温は45度。この日は特に暑かったそうです。

実はこの時、空港から会場までのアクセスが未定のままでした。Spinfestの会場は山の中にあるキャンプ場。公共交通機関は無し。最寄りのGeelong駅からは45km程あり、Uberを使っても片道$80、徒歩だと約10時間との表示。イベント初日と最終日はシャトルバスの運行がありましたが、自分は2日目からの参加なので使えず。

とりえあず運営のfacebookページにメッセージを送り、「このままでは最悪ヒッチハイクになるのでは・・・」とドキドキしながらGeelong駅へ向かいました。駅に着く直前、運営から「ちょうど今日来るジャグラーがいるから、迎えを手配するよ!」との連絡が。

駅前でクラブを片手に30分ほど待っていると、沢山のポイとスタッフを積んだ1台の車がやって来ました。迎えに来てくれたのはサーカス学校出身のDan。初対面にも関わらず、沢山話しかけてくれました。私の拙い英語力でも、共通の趣味があるおかげか不思議と楽しく会話ができました。会場までは車で1時間半、想像以上の山道を走りました。道中、カンガルー飛び出し注意の看板があり、オーストラリアであることを実感させられました。

キャンプの様子

会場の様子

会場はキャンプ場で、広場と小屋の中で練習が出来るようになっていました。
日差しが強く、とにかく暑いのでジャグラーはタープの下で練習していました。湿度は高くないので、日陰に入ると心地よく練習ができます。

広場の中央にはトランポリンやシーソー、空中ブランコが設置されており、アクロバットの練習をしている人も沢山いました。

小屋の中はステージが設置されており、主にゲストが練習用に使っていました。その光景は、これまで動画で見ていた海外のジャグリングフェスティバル。夢のような空間です。

会場

食事は会場内にあるレストランで朝昼晩、決まった時間にのみ食べることが出来ます。近くにスーパーやコンビニも無いので、時間を逃すと食べれません。メニューは3種類ほどから選べて、どれも美味しい物ばかりでした。

みんなで食事

宿泊

キャンプ場は自由に使うことが出来るため、各々でテントを持参してキャンプしていました。私はテントを持っていなかったため、ドームと呼ばれているコテージのような建物を使わせてもらいました。部屋の中は二段ベッドが4つあり、枕とシーツ、コンセントも完備されていました。日中と違い夜間は冷え込むため、持って行った寝袋を布団代わりにして寝ていました。

ドームの様子

トイレとシャワーは別の建物に設置されており、山の中にもかかわらず温水のシャワーが使えました。

参加者

男女半々くらいの計60人程度。殆どがオージー(オーストラリア人)で、メルボルン、シドニーからの参加者が多かったです。中には子供もいました。日本人は自分を含めて3人いました。

トスジャグラーは少なく、ポイやスタッフ、フープを持っている人が多かったです。

ワークショップ

ジャグリングやフープ、ウィップや逆立ちなど様々なワークショップが行われていました。

私が参加した中で印象的だったのは、ゲストのJoe FisherによるChuka ChuksのWS。中に砂の入った固いプラスチックボールを使い、リズムに合わせてジャグリングをするという物です。キャッチする度に音が鳴るので、リズムに合わせてキャッチするのですが、私はボール2つで精一杯でした。Joeは3つのボールを使いながら巧みにリズムを刻み、自在に音を出していました。彼はジャグリング以外にもドラムが叩けるらしく、音楽の才能にも溢れているようです。

その他にフィッシュテールのWSに参加しましたが、参加者のレベルが高く、「手を使ったフィッシュテールはみんな出来るよね」ということで、いきなり足を使ったフィッシュテールのレクチャーが始まりました。

ファイヤー&LEDジャム

こっちの人たちはとにかく火と光る道具が大好き。大抵ファイヤーor LEDの道具を持っています。夜になるとファイヤージャムが行われ、これぞflowといった感じの音楽がガンガン流れる中、枠の中で各々が自由にパフォーマンスを楽しみます。

最初はゲストパフォーマーなどの数名だけ参加していましたが、次第に盛り上がっていき、順番待ちの行列が出来ていました。私は一度もやったことがなかったのですが、「お前やってみろよ!」と火のついたトーチを渡され、ファイヤー初体験でパフォーマンスをしてきました。ポイやスタッフ、フープはもちろん、ウィップやファンなど日本ではあまり見かけない道具もあり、とても新鮮でした。

ファイヤージャムの後はLED ジャムが深夜遅くまで続きました。見ているだけでも飽きませんが、光る道具を持っていないと少しつまらないです。

ファイヤージャム

ガラショー

3日目の夜にガラショーが行われました。全体で10組程がパフォーマンスを行いました。

私は運営の方に誘ってもらい、トップバッターとして参加させてもらえることになりました。火飲みのカリスマとして知られているShade Flamewaterのパフォーマンスは、火をまるで道具のように自由自在に操っており、圧巻でした。フープジャグリングのカリスマEmma Hörnell は、とても美しく繊細にフープを操り、最後は5フープを投げるというダイナミックな演技でした。

一方、私のパフォーマンスは、内容はさておき、日本人であるおかげか大いに盛り上がりました。初めての海外イベントで、いきなりステージに立つという大変貴重な経験になりました。

ガラショー出演

サーカスオリンピック

4日目の日中には、ジャグリングやアクロバットからボトルフリップ、何でも有りの競技会が行われました。エンデュランスやコンバットはもちろん、ディアボロを飛ばして水の入ったバケツの中に入れる競技や、ポイを的のリングめがけて投げ入れる競技がありました。

一番印象的だったのはペアを組んで、片方が投げたブドウを相手が口でキャッチする距離を競うというもの。10mくらいの距離があっても成功しており彼らの動体視力には驚きました。

レネゲードショー

4日目の夜はレネゲードショーがありました。

レネゲードショーとは何でもありのパフォーマンスショーで、参加者は何かしらの仮装をしなければ入場することができません。私は何も用意していなかったので、フェイスペイントをしていたジャグラーに絵の具を借りて、顔に適当なペイントをして入場しました。

トップバッターはByron Huttonによるクラブアクト。無音の中でとてもハイレベルな3,4クラブの演技を行い、見ていて鳥肌が立ちました。

Joe Fisherのクラブアクトはテンポの速い曲に乗せて5クラブやバウンス技を決めており、最後は観客のスタンディングオベーションが起きていました。会場では抽選会も行われ、景品のファイヤー関連の道具がずらりと並んでいました。

総評

Spinfestは運営がしっかりとしていて、本当に充実した時間を過ごせました。帰りは参加者に駅まで乗せてもらい、無事にブリスベンへ帰ることができました。

今回のイベントにて、日本のジャグリングイベントでは感じられない、オーストラリアの文化をいくつか感じることができました。
一つ目は、彼らが練習する理由です。彼らは夜間に火を使ったパフォーマンスをするために日々練習していました。実際に会場では、日本でよく見かけるテールポイを使っている人は1人もおらず、コンタクトポイを使用している人ばかりでした。理由を聞いてみると、ファイヤーポイの形に近いからとのことでした。

二つ目に、彼らは”flow”の考え方を大切にしているということです。実際に参加してみて、私にもなんとなくflowというものが分かりました。ある参加者は「僕たたちにとって、flowはlifeなんだよ」と言っていました。彼らの動きは無理をせず、自然に任せてリラックスしているようで、見ていて気持ちよかったです。

三つ目にイベントの開催日程についてです。日本最大のジャグリングイベントであるJJFの開催期間が3日間であるのに対し、Spinfestは平日を含む5日間の開催でした。参加者の中には、1週間程休みを取って来ている人もいました。どうやらオージーには気軽に休みを取って良いという考え方があり、会社も休みに対して寛大なようです。

終わりに

英語が十分に話せない私に対しても、彼らは決して笑ったりすることなく話を聞いてくれて、コミュニケーションを取ることができました。

ジャグリングという世界共通のツールは、異国の文化に触れるための強みになると思います。もし海外のジャグリングイベントへの参加に迷っている人がいたら、とりあえず行ってみることをおすすめします。

(左から)筆者、ジョー、ヘイマッシュ、バイロン

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